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高砂市で講演しました

 小惑星「高砂」が実現したことで12月6日、当地の高砂市で命名の記念行事があり、同時に、「星を見つめて」と題して講演を行いました。非常に熱心な聴衆で、私自身が夢中で星の世界にのめり込んで行きました。多くは一般の成人でしたが、星をやっている方たちも目につき、後で有志が集まって、楽しい歓談のひと時を持ちました。
 OAA会長の長谷川一郎氏夫妻、同じく地元で御世話をしてくださった大西道一氏ご夫妻、河野健三氏、「スガノ・サイグサ・フジカワ彗星」の発見者である菅野松男氏や姫路市の桑原昭二氏等のお顔も見え懐かしく思いました。
 講演会を開いたとき、会場の中で意外な人と出会うことがあるものですが、今回もその例に漏れず、何人かの方が訪ねてく下さって、色紙にサインしたり、また昔の出来事を話し合いました。40年も前、東京で私に手紙を下さった魚住仁さんは当時の私の拙著「未知の星を求めて」と私の手紙を大事に取ってあって見せて下さいました。また地元のある女性は、今は珍しくなって希少価値の高い「イケヤ・セキ彗星写真特集」をプレゼントして下さり、今は遠くなった懐かしい時代を回顧しました。
 写真は「イケヤ・セキ彗星写真集」と、1966年1月号の「天文ガイド」誌。上は当日高砂市の市長から戴いた感謝状です。



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2009年12月06日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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