8月も中旬を迎えましたが、まだ夏たけなわです。
11日から、ペルセウス座流星群に注目していましたが、ピークは何時だったのでしょうか、それほど顕著な出現に接するこたは出来ませんでした。
8月14日の遅くから観測を始めて、翌15日の午前3時30分ごろ、北天にマイナス6等級の火球を目撃しました。わずか0.7秒ほどでしたが、あたりが明るくなるほどでした。
思えば私が初めて彗星の捜索を始めた1950年8月13日の朝、物凄い同群の火球を目撃しました。まるで半月が現れた感じで、自分の影が地面にくっきりと映りました。まともに見ていたらさぞかし壮観だったでしょう。南天に魚のうろこ状の痕が、しばらくの間、克明に残り、異様な感じでした。これからの彗星捜索の前途の、波乱のようなものを予感しましたが、確かにそれから10年余、波乱と紆余曲折に富んだ捜索生活が始まったのでした。
さて北の天の川は銀の砂をまいたように輝き、アンドロメダの銀河も肉眼でありありと眺められます。地上は夏でも天界はもう秋たけなわのような感じです。
午前4時前にはまだ8月というのに秋の黄道光がほんのりと東天を細長く白く染めていました。神秘的な光芒は、まだ芸西の空に健在です。
ペルセウス座群の火球
2008年8月15日 3時30分
Nikon FM 28mm F2.8 Plest film
11日から、ペルセウス座流星群に注目していましたが、ピークは何時だったのでしょうか、それほど顕著な出現に接するこたは出来ませんでした。
8月14日の遅くから観測を始めて、翌15日の午前3時30分ごろ、北天にマイナス6等級の火球を目撃しました。わずか0.7秒ほどでしたが、あたりが明るくなるほどでした。
思えば私が初めて彗星の捜索を始めた1950年8月13日の朝、物凄い同群の火球を目撃しました。まるで半月が現れた感じで、自分の影が地面にくっきりと映りました。まともに見ていたらさぞかし壮観だったでしょう。南天に魚のうろこ状の痕が、しばらくの間、克明に残り、異様な感じでした。これからの彗星捜索の前途の、波乱のようなものを予感しましたが、確かにそれから10年余、波乱と紆余曲折に富んだ捜索生活が始まったのでした。
さて北の天の川は銀の砂をまいたように輝き、アンドロメダの銀河も肉眼でありありと眺められます。地上は夏でも天界はもう秋たけなわのような感じです。
午前4時前にはまだ8月というのに秋の黄道光がほんのりと東天を細長く白く染めていました。神秘的な光芒は、まだ芸西の空に健在です。
ペルセウス座群の火球
2008年8月15日 3時30分
Nikon FM 28mm F2.8 Plest film