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徳島市に出張しました

 徳島大学工学部で恒例の「科学体験フェスティバル」があって講演のため出張しました。行きは高速を利用し帰りは192号線と、32号線の旧道を通りゆっくりと帰ってきました。久しぶりに吉野川の渓流を見ました。確か”Yoshinogawa”は芸西で発見した小惑星にあるはずです。
 この催しは今回が11回目だそうですが、講演会をなにかとお世話下さった大学の森篤史先生は、有名な岐阜県のコメットハンター森敬明さんのご令息です。講演会は「彗星のなぞと彗星探し」というテーマでしたが、会場には意外と女子中学生の姿が目立ちましたので、専門的な話からはずれて、天文学を通じて、これからの若い人に夢を持たすような話をしました。聴衆のマナーがよく、熱心でしたので、つい私も時間のたつのも忘れ、多くのエピソードを交え面白いお話の境地をさ迷ってしまいました。

中学生の目立った講演会場

 講演会のあとで大学の天文部の撮影した見事な天体写真展を見せてもらいました。旧、那賀川町総合科学館の113cmの反射鏡+CCDで撮った銀河の写真が光っていました。この催しは科学全般に渉っていましたので親子連れの大変な人出でした。高知県には科学館もプラネタリュームもなく、子供たちの科学に対する関心やそのレベルは他県に比べて10年以上は遅れていると思いました。高知県は昔から政治やスポ-ツは盛んですが、こと科学にいたっては駄目です。

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2007年08月04日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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