秋晴れの良いお天気に恵まれるようになりました。
今日ギターのレッスンでやって来た女子高校生が、
「先生!昨日の夕方変な雲を見ました。学校でも話題になって、先生が、もしかすると地震の起こる前兆かも知れないね、、、、と言っていました。」
とやや興奮した口調で言うのです。
私はその頃偶然、鏡川大橋の上を車で通過中で、夕空にそれを目撃しカメラに収めていました。雲を撮るのが趣味なのです。その現象は別の関係からも話が複数入っていましたので余程珍しい現象として多くの人の眼に映ったのでしょう。
しかしそれは飛行雲の仕業です。多くの飛行雲の織り成す夕雲の綾です。暖かい飛行雲が秋冷の空にいつまでも棚引き、たまたま大変に珍しい模様を描いたものです。
それにしても赤い夕空をバックになんと美しくも奇怪な風景だったことか!滅多に見られないこの珍しい情景を橋を渡っていく多くの人々が指さしながら足をとめて眺めていました。
100年ほど前、リック天文台で台長のキャンベル氏らが西山に沈んでいく夕日を眺めている時、ピンク色の空に飛行雲のようなホーキ星を発見した話を思いだしました。雲と違うのは核がキラリと金星の如くに輝いていたそうです。しかしその後の観測がなく、それは幻の”キャンベルオブジェクト”として語り継がれました。
その頃リックには日本の山崎正光氏が留学生としておられました。天文台から見る遠くサンフランシスコの灯が星座のごとく見えたと書いておられます。
2004年11月9日夕撮影
今日ギターのレッスンでやって来た女子高校生が、
「先生!昨日の夕方変な雲を見ました。学校でも話題になって、先生が、もしかすると地震の起こる前兆かも知れないね、、、、と言っていました。」
とやや興奮した口調で言うのです。
私はその頃偶然、鏡川大橋の上を車で通過中で、夕空にそれを目撃しカメラに収めていました。雲を撮るのが趣味なのです。その現象は別の関係からも話が複数入っていましたので余程珍しい現象として多くの人の眼に映ったのでしょう。
しかしそれは飛行雲の仕業です。多くの飛行雲の織り成す夕雲の綾です。暖かい飛行雲が秋冷の空にいつまでも棚引き、たまたま大変に珍しい模様を描いたものです。
それにしても赤い夕空をバックになんと美しくも奇怪な風景だったことか!滅多に見られないこの珍しい情景を橋を渡っていく多くの人々が指さしながら足をとめて眺めていました。
100年ほど前、リック天文台で台長のキャンベル氏らが西山に沈んでいく夕日を眺めている時、ピンク色の空に飛行雲のようなホーキ星を発見した話を思いだしました。雲と違うのは核がキラリと金星の如くに輝いていたそうです。しかしその後の観測がなく、それは幻の”キャンベルオブジェクト”として語り継がれました。
その頃リックには日本の山崎正光氏が留学生としておられました。天文台から見る遠くサンフランシスコの灯が星座のごとく見えたと書いておられます。
2004年11月9日夕撮影