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お龍姉妹の銅像

 芸西天文台の膝元「琴ヶ浜」には、竜馬の妻だった「おりょう」とその妹「君枝」の銅像が立っています。
 琴ヶ浜には竜馬の生まれた1835年に植えられた松林があって、嵐のような強い風の吹くとき琴を奏でるような音を立てるというのでその名があります。
 芸西の天文台の出来た頃には、ひなびた何も無い素朴な美しい海岸でしたが、いまは野外劇場や海水プールのような施設が出来て都会的となってしまいました。天文台で朝の観測が終わって浜に出て、長い渚を独り散策した日が懐かしく思い出されます。
 
♪あした浜辺をさまよえば
    むかしの人ぞしのばれる、、、、、。

 NHKの大河ドラマ「竜馬伝」も終わりとなりましたが、芸西村にも関連する人が居たわけです。つまりお龍の妹「君枝」の旦那は芸西村の出身で、土佐勤皇党の武士でもありました。お龍姉妹の銅像が天にむかって手を挙げているのは、言うまでもなく空を飛んでいる竜馬(小惑星2835)に向かって呼応している姿で、桂浜にある竜馬の銅像も、琴ヶ浜のある東の水平線を見ているのです。

[お龍・君枝 姉妹像]
お龍・君枝 姉妹像

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2010年11月23日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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