国立天文台の長谷川哲夫氏から、見事なアンデスの天の川の写真が送られてきました。
長谷川先生とは数年前に高知県の「教育センター」でアルマ計画に関する講演会があったとき初めてお目にかかりました。
アルマ計画とは、日本と北アメリカとヨーロッパ三国が共同でアンデスの山中に建設している電波望遠鏡のことです。長谷川先生はチリ、サンチャゴの国際ALMA建設事務所で副プロジエクトマネージャーを勤めて居られます。「国立天文台ニュース」189号によると先生が小学高学年のころ、私の拙著「未知の星を求めて」と出逢い、天文学の世界に憧れるようになった、と言う意味のことが本の紹介と共に出ています。私も小学の高学年のとき出遭った本があります。それは恩師に戴いた「天文学新話」と言う松隈健彦氏の本でしたが、いまさらのように一冊の本が人間の成長期に及ぼす力の大きさを感じます。
さて写真です。アンデス山脈の中腹にあるアタカマ観測所(標高3000m)で撮影された夏の天の川で、北は北十字たる白鳥座付近から、南は有名な「南十字」のはるかな南方の部分まで延々110度に渡って写されています。正に天の川のパノラマです。アンデス山中で見る星はあまりにも多くて、星座の形が描けず、ところどころにみられる多くの暗黒星雲の形から、いろんな動物の名が付けられたそうですが、そう言えば、南十字のそばに、通称「石炭袋」がポッカリと不気味な暗黒の口をあけています。そしてあの「宝石箱」の絢爛たる姿も対象的です。
2000年にはマウナケアの山頂に立って物凄い星の界に圧倒されました。ああ何時の日にか、アンデスの星空を仰ぐ日があるのでしょうか?
この写真は私が額を自作して、芸西の天文学習館に飾っておきます。
長谷川先生とは数年前に高知県の「教育センター」でアルマ計画に関する講演会があったとき初めてお目にかかりました。
アルマ計画とは、日本と北アメリカとヨーロッパ三国が共同でアンデスの山中に建設している電波望遠鏡のことです。長谷川先生はチリ、サンチャゴの国際ALMA建設事務所で副プロジエクトマネージャーを勤めて居られます。「国立天文台ニュース」189号によると先生が小学高学年のころ、私の拙著「未知の星を求めて」と出逢い、天文学の世界に憧れるようになった、と言う意味のことが本の紹介と共に出ています。私も小学の高学年のとき出遭った本があります。それは恩師に戴いた「天文学新話」と言う松隈健彦氏の本でしたが、いまさらのように一冊の本が人間の成長期に及ぼす力の大きさを感じます。
さて写真です。アンデス山脈の中腹にあるアタカマ観測所(標高3000m)で撮影された夏の天の川で、北は北十字たる白鳥座付近から、南は有名な「南十字」のはるかな南方の部分まで延々110度に渡って写されています。正に天の川のパノラマです。アンデス山中で見る星はあまりにも多くて、星座の形が描けず、ところどころにみられる多くの暗黒星雲の形から、いろんな動物の名が付けられたそうですが、そう言えば、南十字のそばに、通称「石炭袋」がポッカリと不気味な暗黒の口をあけています。そしてあの「宝石箱」の絢爛たる姿も対象的です。
2000年にはマウナケアの山頂に立って物凄い星の界に圧倒されました。ああ何時の日にか、アンデスの星空を仰ぐ日があるのでしょうか?
この写真は私が額を自作して、芸西の天文学習館に飾っておきます。