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親子天文教室が始まりました。

 朝から良いお天気です。今日は恒例の「親子天文教室」で全3日間の第1日です。初回は主に岡村講師の指導で、簡単なケプラー式の天体望遠鏡の製作に励みました。
 自分で作った望遠鏡で実際に星を見る喜びを子供たちは感受したわけで、いつも大きい望遠鏡で大人から見せてもらっているのですが、今日はそれとは違った感動と喜びを感じたことでしょう。
 子供と親が一つの工作に熱中している姿は美しいもので、これからの子供たちがこうして科学に興味をもち、そして健全な遊びに熱中してほしいと心の中で願わずにはいられませんでした。
 幸い空は晴れて月や木星を見ました。「クレーターが見える」とか、「木星の衛星が3つ見えた」とか、遅くまで興味は尽きませんでした。

 ところで60cm反射望遠鏡の故障ですが、いま高知県生涯学習課の中内さんが五藤光学と掛け合い早急な修理について検討しているところです。どうやらメインのパルスモーターがいかれたらしく、五藤によると新しく作れば約2ヶ月かかるそうで、最悪の場合にはその間精密な天体観測はお休みになります。しかし見学者の多い時期で一般の観望や学習は予定どおり行われることになっています(写真は室内で工作し、外に持ち出して観測している風景です)。

望遠鏡を製作する親子
親子天文教室(芸西天文学習館)


手作り望遠鏡で観望を楽しむ

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2005年07月18日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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