«  梅雨入り前の9日、 | メイン |  梅雨の最中と言うの »

 発足以来20年を迎

 発足以来20年を迎える「四国天文協会」の通常総会が6月19日、高知県の芸西天文台で開かれました。参加人数は全会員の割には少なかったのですが、学会の発起人の山田義弘氏も神戸から駆けつけ、つつがなく終了しました。
 総会の終わりに関の「イケヤ・セキ彗星発見から40年」と題する記念講演があり、天文台の見学も行われました。今日19日は「イケヤ・セキ彗星」の発見の日で、しかも同じ日曜日だったのです!あの時の9cmのコメットシーカーを持ちながら発見のエピソードを話しました。そしていま近日点に近づいている「デニング・藤川彗星」も話題に上りました。計算者の村岡健治さんから、この彗星の軌道決定の難しさについて話を聞くことが出来ました。会のあと有志が40km西の関宅に移動し、遅くまで楽しく語らいました。協会に関連する施設として徳島県の那賀川町の天文台があり、そして芸西天文台があり、今後の観測面での活躍が期待されます。
 会の機関紙「アストロピア」創刊号の次には1984年の芸西での「ハレー彗星」の日本初発見の記事と写真が取り上げられています。私たちが始めてハワイのすばる望遠鏡を訪ねた時の特集もあります。創立20周年記念として、これらがまとまって発行されるそうで、大いに楽しみとしているところです。

四国天文協会第22回通常総会記念撮影
芸西天文台


芸西天文台見学風景

About

2005年06月19日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「 梅雨入り前の9日、」です。

次の投稿は「 梅雨の最中と言うの」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。