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 昨夜8

 昨夜8月9日は天文台の公開日でした。夕方は雲が多く有りましたが、夜更けと共に良く晴れてきました。当夜の参加者は40人で、高知新聞社の記者とカメラマンの2人も参加しました。実は私は当番でなく、ほかの目的があって観測中の写真を撮ってもらったのです。芸西の天文台をつかさどる、県・生涯学習課の中内さん親子の姿も見えました。
 暗い彗星が見つかっていますが、夏は中々困難です。ドームの中が30℃もあります。
 秋になれば暗いのに挑戦します(気温が高いと写りが悪い)。
 朝方にはスバル(プレアデス星団)も高くなって、いよいよ捜索の秋の到来が近い事を思わせます。60cm反射望遠鏡ではいつもスバルを中心に掃天していました。最近小惑星の発見が無いのはCCDに押されているからで、もし60cm+CCDになれば、暗い小惑星捜索をまた始めます。たくさん発見しなくても、ナンバーの確実に取れるような観測を着実にやって行きたいです。衝から少し外れていますが、60cmの砲筒は、いよいよスバルの黄道付近を掃天して行きます。鬼が出るか蛇がでるか?掃天くらい面白いものは無いですね。

 近くの”竜馬郵便局”で発行するチラシに「星空の宴」を連載しています。今回No.7の原稿を届けました。局の総務主任三原幸雄さんは星が好きで、天文台にお子さんを連れて見学に来られたことがあります。この郵便局は、以前は局長以下女性ばかりの郵便局として有名でした。物語を連載するのは2回目(10年前に「星と私」を26回連載)ですが、完結すればいずれHPの「ノンフィクション劇場」の第二話としてお届けしたいと思っています。

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2004年08月10日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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