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謹賀新年

 今年初めての日記です。
 昨年はスミソニアンの小惑星センターの大御所、マースデン博士や森本雅樹氏、それに我々の身近では、村岡健治氏の死去という悲しい出来事がありました。森本先生とは去年の7月、姫路科学館でお会いしたばかりでした。年が明けて、悲しみを乗り越え、そして故人の天文界への貢献に感謝し、希望を新たに努力したいと思います。
 年末から寒さと体調不良で床につくことが多かったのですが、今日は気合をかけて近くを散歩しました。写真は四万十川、仁淀川に次ぐ清流と言われている鏡川の風景です。近くに住んでいた坂本竜馬も家からふんどし姿で川に泳ぎに通ったと伝えられています。私も幼い頃には父に連れられてここで泳ぎを覚えました。小学校の体育の時間には、よく鏡川に通って水泳の授業を受けました。当時はどこにもプールが無かったのです。往年のオリンピック選手の北村久寿雄氏や、和歌山県の前畑秀子選手らは冬でも川に練習に通ったと伝えられています。
 今日は流石(さすが)に大気が澄んで遠くの山の空まで水色に輝いています。画面中央やや右寄りの川の真上に見えている山が「筆山の月」で知られる筆山です。この山に満月が昇る情景は、中国の慮山の月を思わすものがあります。
昨日に打って変わっての暖かい午後、約5kmの散歩を楽しみました。


鏡川の風景

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2011年01月02日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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