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2002年11月の日記

● 11月26日
 芸西の天文台で最も良くカノープスの見られる頃です。60cm反射鏡のあるドームの中で作業しながら100mmレンズで狙ってみました。カノープスの更に下の微光星まで見えるのは、やはり南の国です。2004年の5月に明るくなるといわれているC/2001 Q4(LINEAR)も -41°という低空で15等星(予報どおりの明るさ)でキャッチできました。
[カノープスの写真]
芸西天文台からのカノープス
● 11月19日
 しし座流星群のピークの日ですが月明かりがあります。自宅の屋上に上がってしばらく東天を見ていましたが、明るいものはほとんど飛びませんでした。5時半過ぎには金星が筆山の上に高く昇り、市街にしては珍しく空気の澄んだ良い日でした。
[筆山と金星の写真]
筆山と金星
● 11月10日
 朝の2時25分、東のしし座の方向を見ていたら、しし群の放射点から正しく同群と思われる1等級の流星が西に向かってすーっと飛びました。続いて夜明けまで小さいのが2つほど。気の早い流星群ですね。今年の多い出現の前兆?
11月19日には満月を背に夜明け前の東の地平線上を看視しましょうか。



Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)