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2002年7月の日記

● 7月10日
 台風が南の海洋を通って快晴となりました。もうそろそろ梅雨明けではないでしょうか。気象台ではこの1週間連日の曇雨天の予報を出していましたが外れることしきり。そういつまでも梅雨空ではないでしょう。
 10日の夜遅く天文台へ行き、久しぶりに池谷・張彗星を見ました。23時ころ20cmに非常に大きな光斑が写りました。9分角の淡いコマで中心にやや鋭い13等級の核があり全体として10等星です。
 早暁になって非常に良く晴れました。早くもスバルが昇ってきます。夜明け前の30分を捜索しました。特に異常なし。薄明で白んできた空は月に照らされた青竜刀の如く物凄く光っていました。何か新天体が出そうな空。
[池谷・張彗星の写真]
2002年7月10日 23時ころ
芸西天文台 60cm F3.5反射



Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)