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● 7月31日 |
● 7月16日 月食の日がやって来ました。ちょうど四国地方の梅雨明けが宣言された日で、どちらかと言うと雲が多かったものの早い時刻のほうが良く晴れました。天文台のドームの上にかかる赤い月は何年振りのことでしょう。月食の夜は必ず晴れると言うジンクスがあります。21時半頃でしょうか。口径21cmF3のカメラでISO 800のフィルムを使用。約5秒の露出です。 この頃リニア彗星は真北の地上10°の高さで、丘の茂みに隠れていました。スピードが乗ってきましたので7月26日の近日点に向かってガーーーーッと来ます。 |
皆既月食 |
● 7月9日 リニア彗星は天文台に行くたびに注目していましたが、どうやら肉眼彗星にはならない様です。20cm 60×で見ると、ちょうどこのカラー写真の様にスマートに尾が流れていますが、7月9日午前2時に7等台で、下旬にもう1等明るくなったとしても肉眼では無理で、双眼鏡的となるでしょうか?ホウキ星は5等でも恒星の様に明確に見えにくいものです。初めてのカラー写真ですが光景16cmF3.3のカメラで10分間露出したものです。 |
リニア彗星C/1999 S4(LINEAR) |
● 7月7日 七夕の日は滅多に晴れないのですが今年の7月上旬は好天が続き、七夕の夜は星が良く見えました。天文台で夜半になると織姫の白い光は天頂から少し西に流れて東北の空にはカシオペヤやペルセウスが高く昇ります。薄明が近くなる午前3時過ぎには木星と土星が現れてスバルと三角形を描き東の地平線は賑やかです。 |
北東の空に昇るカシオペヤ座とペルセウス座 |
東の空に昇るスバル、木星、土星 |
● 7月5日 6月下旬から好天の日が多くあります。7月1日の石鎚山の山開きは珍しく晴天。その後も毎日入道雲のもくもくと湧く真夏日です。モノクロの写真ですが、私の家の屋上から東の風景です。中央左に高知城が小さく黒い影絵となって写っています。この場所は1960〜1970年代に6つの彗星を発見したところで、私のホウキ星は人口30万のビル街の上に輝いたのです! |
● 7月3日 ● 7月1日 |
Copyright (C) 2000 Tsutomu Seki. (関勉)