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2000年2月の日記

● 2月22日
 天文台では0度内外の寒い日が続いていましたが、今日あたりから少し寒さも緩んだようです。やはり太陽は確実に少しずつ北に進み、陽光はもう春のものです。
 先日1万件目のアクセスをされた東京の梶原一喜さんに彗星の写真を貼った色紙を贈りました。次は1万5千件目に何かプレゼントをと考えています。ちょうどリニア彗星が地球に接近する頃か?
[1万件記念の色紙]
● 2月4日
 立春の今日、空はくまなく晴れ渡っています。
 今から37年の昔、”関・ラインズ彗星”を発見しました。高知市(人口28万人)上町のしもた屋の屋上で口径9cm17×のコメットシーカーを振り回して南の地平線すれすれに9等星の彗星を見つけたのです。あの頃の澄み渡った高知市の星空が懐かしいです。それにしても、アリゾナのラインズさんは今何をしているのでしょうか?連名のホウキ星は地上の私達の生活とは関係無く第3次元を飛びつづけています。
 37年前の発見位置(とも座)を今夜はそっと覗いてみましょう。そこに何が光っているか?!



Copyright (C) 2000 Tsutomu Seki. (関勉)