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     Comet P/2026 N2
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佐藤裕久
投稿日時: 2026-8-30 22:49
モデレータ
登録日: 2005-6-12
居住地: 日本
投稿: 2710
オンライン
Comet P/2026 N2

7月17日、Madeleine K. McLeodの通報によると、"Legacy Survey of Space and Time(LSST)"の一環
として、7月6日、チリのCerro PachonにあるVera Rubin 天文台の8.4-m f/1.2 Simonyi サーベイ望遠
鏡で得た、CCD画像から彗星を発見した。 McLeodはまた、7月9.23日〜9.26日UTおよびそれ以前の6月
27.3日に得たLSSTの画像からもこの彗星を検出した。発見時の画像には、北西方向に伸びる淡い集光
したコマが見えた。 7月9日、McLeodは、p.a. 300°に2".0 のまっすぐの尾が見え、コマは4".0で
あったとのこと。
R. Weryk (西オンタリオ大学,物理および天文学科)の報告では、6月21.5日UT、(22.3〜23.5等)および
25.5日UT(21.1〜22.8等)、HaleakalaのPan-STARRS1の1.8-m Ritchey-Chretien反射望遠鏡で得た画像の
中から、このLSST彗星の像を同定した。
7月15.4日、1".3-1".5のシーイング条件下で得た4枚の45-秒露出w-バンドPan-STARRS1サーベイ画像では、
この彗星は21.6〜21.8等と捉えられており、明らかなコマや尾は見られなかった。頭部は1".8(半値全幅:
FWHM)であった。
Werykは、7月15日、この天体を独自に発見したが、その後、小惑星センターのPCCP webpageでこれが
LSST彗星であることに気づいた。WerykとWainscoatが、7月18.3日、Maunakeaにある3.6-m Canada-France-
Hawaii 望遠鏡で得た、3枚のスタックした60-秒gri-バンド露出フォローアップ画像ては、非常に集光した
頭部と、p.a. 280-350°にわたっる4"の広く短い尾が見えた。光度は22.0〜22.2等と測定された。 
その後、Werykは、2021年8月4日、11日、 12日、17日、18日、および10月3日(21.3〜23.6等)に得た
Pan-STARRS1サーベイ画像、および2021年9月9日(21.7〜22.4等)に得たPan-STARRS2サーベイ画像上に
同彗星の観測を確認した。
F. D. Romanov (Yuzhno-Morskoy, Nakhodka,ロシア)によると、7月18.02日UT、La Palmaにある2-m f/10
Ritchey-Chretien Liverpool望遠鏡 (+ Sloan r'フィルター)の遠隔操作で得た、7枚のスタックした60-秒
露出の画像では、コマや尾は見られなかった(21.2等)とのこと。 
佐藤英貴氏(東京都文京区)は、7月18.65〜18.66日UT、0.51-m f/6.8 アストログラフ, Siding Spring, NSW,
オーストラリアの遠隔操作で得た、28枚のスタックした60-秒CCD画像では、恒星状にしか見えなかった。
3".2の円形範囲で測定した光度は21.5等であった。

彗星機能の報告は次のとおり、

OC   Date        Reporter            Coma    Tail   PA   Comet     Date
                                                        (T/P)   Reported
X05  2026-07-09  M. K. McLeod        4"        2"  300    T   2026-07-17.02
F51  2026-07-15  R. Weryk                                 P   2026-07-17.84
705  2026-07-16  C. O. Chandler      8"        6"  275    T   2026-07-18.02
T14  2026-07-18  R. Weryk            0".5      4"  280    T   2026-07-18.47

発見位置は次のとおり、(PCCP RMM2026)

     2026 UT             R.A. (2000) Decl.       Mag.
     June 27.32122   20 05 30.33   -21 10 19.9   22.4
     July  6.28205   19 59 48.17   -21 37 58.0   21.9

MPCの楕円軌道要素、位置推算表は次のとおり、

Orbital elements:
    P/2026 N2                                                                   
Epoch 2026 June 9.0 TT = JDT 2461200.5                                          
T 2026 Sept. 25.81661 TT                                Pike                    
q   2.4220467            (2000.0)            P               Q                  
n   0.18284681     Peri.  218.87728     +0.70981533     +0.70330677             
a   3.0742873      Node    96.38173     -0.63606752     +0.66377813             
e   0.2121600      Incl.    2.24962     -0.30262238     +0.25447628             
P   5.39                                                                        
From 80 observations 2021 Aug. 4-2026 July 31, mean residual 0".2.              
                                                                                
Ephemeris:
Date    TT    R. A. (2000) Decl.     Delta      r    Elong.  Phase   m1
2026 07 26    19 44 10.8 -22 41 24   1.4338  2.4423   171.1     3.7  22.1
...
2026 08 19 33 44.3 -23 18 10   1.4800  2.4337   154.3    10.4  22.1
...
2026 08 18    19 30 01.1 -23 30 58   1.5253  2.4301   145.8    13.5  22.2
...
2026 08 24    19 28 21.5 -23 37 11   1.5675  2.4278   139.6    15.6  22.2
2026 08 25    19 28 11.0 -23 37 57   1.5751  2.4275   138.6    16.0  22.2
2026 08 26    19 28 02.2 -23 38 37   1.5829  2.4271   137.6    16.3  22.2
...
2026 09 01    19 27 46.4 -23 41 05   1.6332  2.4254   131.8    18.1  22.3
...
2026 09 09    19 29 04.7 -23 40 07   1.7083  2.4236   124.3    20.1  22.4
...
2026 09 24    19 36 25.6 -23 25 27   1.8685  2.4221   111.4    22.7  22.6

(MPEC 2026-Q95、CBET 5726)
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© 1999 Tsutomu Seki.