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     懐かしい天体現象
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ゲスト
投稿日時: 2006-11-11 0:25
懐かしい天体現象
11月9日の朝、水星の日面通過がありましたね。
芸西では早朝でもあり、また雲が多くて観測できませんでした。
しかし大昔のことが蘇りました。1950年代の終わりでしたが、昼間にみられました。そのとき
静岡県の施設で「シュタインハイル」の10cm屈折赤道儀を使って観測し、タイムを計った記憶
があります。そしてその頃「アラン・ロラン彗星」と言う大彗星が出現し同じ器械にFが500mm
のアストロカメラを載せてガイド撮影しました。当時の感材はキャビネのガラス乾板で、現像に
結構苦労しましたが立派に写っていました。Y博士から「これは専門家に見せても恥ずかしくない
しゃしんだ」と言って誉められましたが、私の記念すべき弟一号の天体写真は失われました。いや
どこかで密かに眠っていることでしょう。コマから平面状に噴出したガスで、まるで鋭い針の様な
アンチテイルの形を見せていたのが印象的でした。彗星は眼視ではなぜか赤く輝いていました。
あれから50年経った思い出です。 (関  勉)
ゲスト
投稿日時: 2006-11-12 21:41
Re: 懐かしい天体現象
 関先生の書き込みを拝見して、1957年(私の生まれた年)の春に水星の太陽面経過が
あったことを初めて知りました。今回の現象は、私のところでは好天に恵まれて日の出
直後からよく見えました。関先生へのレスとして書かせていただくほどのことでもない
のですが、私も初めて見た水星の太陽面経過のことを思い出しました。

 それは、1970年5月9日のことで、私がちょうど中学校へ汽車通学をはじめた頃の
ことでした。この日は土曜日で、水星の太陽面に入り始めるのは13時過ぎだったと思い
ます。それで、駅から自宅までの1.5kmを走って帰った記憶があります。幸い、第1触に
間にあい、その日は抜けるような快晴で日没まで6cm屈折の近くを離れませんでした。
普段はだらだらと話しながらゆっくり歩いて帰る私が駅から突然一人で全力で走って
帰るのを見て、友人たちが「何ごとがあるんだろう」と思って、みんなで走って私を
追いかけて帰ったことをあとから聞いて知りました。

 当時は、とてつもなく珍しい天文現象を見たような気がしたものです。今回見ても非常に
小さい水星像でしたが、当時、緑色の色ガラスを通して見た水星は非常に大きな直径で私の
脳裏に焼き付いています。                  (上原 貞治)
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