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投稿日時: 2012-10-1 22:33
アイソン彗星、2013年末、太陽に大接近
太原正裕さんからの投稿です。
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http(コロン)//zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121001-00000000-natiogeo-int


新彗星「アイソン」、満月より明るい?

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 10月1日(月)11時36分配信


 ロシアの天体観測チームが、新たな彗星「アイソン(ISON、C/2012 S1)」を発見した。2013年末には、史上最も明るい大彗星になる可能性があるという。

 かに座の方角に位置しているが、現在はまだ暗いため観察には高性能な望遠鏡が必要。しかし、2013年末と2014年初頭は月よりも明るくなり、肉眼で見えると予想されている。

 カナダ、バンクーバーにあるH.R.マクミラン宇宙センターの天文学者ラミンダー・シン・サムラ(Raminder Singh Samra)氏は、「太陽との距離を考慮すれば、現時点でも非常に明るい」と指摘する。「さらに、史上最大規模だった1680年の大彗星と同じ軌道を進んでいるようだ。予測通りなら、かつてない明るさの大彗星になるだろう」。

 彗星が太陽に接近すると、氷と岩石で構成された核からガスやちりが蒸発、長い尾が伸びる。彗星の明るさは、放出される物質の量に大きく左右される。

 アイソンは太陽の極めて近くを通過する「サングレーザー」で、直径が約3キロもあるので、明るさは夜空の満月を上回る可能性があると予想されている(なお、大きさは満月に及ばない)。

◆起源はオールトの雲?

 アイソンは9月21日、二人の科学者によって発見された。国際科学光学ネットワーク(ISON:International Scientific Optical Network)のアルチョム・ノヴィチョノク(Artyom Novichonok)氏と、ヴィタリー・ネフスキー(Vitali Nevski)氏だ。9月24日、国際天文学連合(IAU)によって認定された。

 軌道の分析から、起源は「オールトの雲」と推定されている。オールトの雲は太陽系を取り巻く球殻状の領域で、半径は1万〜10万天文単位(1天文単位は太陽と地球の平均距離)。数十億個の彗星が属していると考えられている。

「オールトの雲からやって来る彗星は、太陽系形成時の物質をそのまま保存しており、太陽系誕生の謎を解き明かす手掛かりになる」とサムラ氏は述べる。

◆過信は禁物

 アイソンは現在、地球から約10億キロの木星軌道周辺を移動中と見られる。太陽へ向かう途中に、火星から1000万キロほどの場所を通過する。NASAの火星探査車キュリオシティにとって、絶好のシャッターチャンスになりそうだ。

 2013年11月28日の前後には、太陽に約190万キロまで接近。熱と重力で核の氷や岩石が分解され、明るさが最大になる。日本では、最も明るい期間は地平線に隠れて観測できないが、近日点を通過する際に蒸発せずに“生還”すれば見える可能性がある。

 ただし、サムラ氏は次のように注意を促している。「満月と同じ明るさになり、日中でも観察できるという説もあるが、予測は慎重にすべきだ。前評判が高くても、あまり輝かなかった彗星もある。フタを開けるまで誰にもわからない」。

Andrew Fazekas for National Geographic News
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