168P/Hergenrotherの雄姿
去る10月26.4日(UT)、核が分裂したことで知られる168Pの美しい姿です。
分裂前の10月19日、午前1時に撮影されたもので、上が1.5分、下が2分の露出です。
この周期彗星は過去2回出現していたのですが、今回は異常に増光し注目されていました。
彗星の右下に見えている輝星はGSC光度で9.13等星で、全光度としては、これよりやや明るいようです。眼視的には8等級で双眼鏡で見えていました。その後やや暗くなったようで、OAA彗星課課長の佐藤裕久氏10月20.59日(U.T)に25cm反射鏡によって全光度9.9等と観測しました。
168P/Hergenrother
168P/Hergenrother