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芸西天文台通信＜2007年4月11日号＞


C/2007 E1 (Garradd), C/2007 E2 (Lovejoy)

　最近は黄砂がひどく、晴れていてもどんよりとして冴えません。それで余計に町明かりを反映して空が明るいのです。
　下記は比較的明るい天体ですので、なんとか測定できましたが、超低空のC/2007 E2 (Lovejoy)は実際より暗く見積もっているかも知れません。此のような場合は恒星と比較してもモーローとした星雲状の天体は暗く見積もるのです。60ｃｍ主鏡が三分の一くらい地平線にけられながらの撮影となりました。
　またC/2007 E1 (Garradd)は固有運動が速くて、3分の露出で流れます。銀塩の撮影ではメトカーフ法でのガイドが必要です。
   CK07E010   2007 03 25.69271 13 56 37.27 -22 08 05.3          14.5 T      372
   CK07E010   2007 03 25.69965 13 56 32.70 -22 07 46.9                      372
   CK07E010   2007 03 25.72153 13 56 17.85 -22 06 44.6                      372
   CK07E010   2007 03 28.74948 13 19 15.36 -19 11 01.4                      372
   CK07E010   2007 03 28.75451 13 19 11.38 -19 10 40.2          14.8 T      372
   CK07E010   2007 03 28.75937 13 19 07.45 -19 10 20.1                      372
   CK07E010   2007 03 28.76493 13 19 03.02 -19 19 56.7                      372
   CK07E010   2007 04 09.47188 10 30 15.28 +00 42 03.4          14.5 T      372
   CK07E010   2007 04 09.48194 10 30 07.55 +00 43 06.2          14.7 T      372

   CK07E020   2007 03 28.83750 20 24 57.38 -42 21 21.0          12.5 T      372
   CK07E020   2007 04 03.82674 20 12 58.51 -36 00 34.4          12.0 T      372


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