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芸西天文台通信<2005年1月17日号>


● C/2004 Q2 (Machholz), C/2005 A1 (LINEAR)
 マックホルツ彗星(C/2004 Q2)は肉眼で悠々と見えていますが、明るさは一段落ちました。60cmで3分間露出しても、明確な尾は写りません。明るい円盤像です。
 C/2005 A1は意外と明るく、20cmR 60倍でじっくりコメットハンターの眼で見るとあります。12.1等で 2' ほどのコマに見えます。星野の見た場所に確かに写っていましたので間違いありません。
 眼視でこれだけ暗い彗星を見つけた人は、最近はいないでしょう。しかしアメリカのスイフトは、大変微弱の彗星を見つけていたようです。1953年12月のパジュシャコバ彗星は15cmL 24倍で見ましたが、今回より少し明るく大きかったようです。
 コメットハンターSekiの"眼”は健在です!


    CK04Q020   2005 01 17.62674 03 14 29.69 +42 46 20.8           4.7 T      372
    CK04Q020   2005 01 17.63316 03 14 28.82 +42 47 01.4                      372

    CK05A010   2005 01 17.80313 13 56 16.15 -20 28 05.1          14.2 T      372
    CK05A010   2005 01 17.80694 13 56 16.42 -20 28 16.2                      372
    CK05A010   2005 01 17.81181 13 56 16.73 -20 28 29.8          14.1 T      372




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