● P/2004 V1 (Skiff), C/2004 X2 (LINEAR), C/2004 Q2 (Machholz) 良く晴れました。ふたご座流星群を見ながらの60cmによる観測です。 徹夜になって帰ってきて、少し寝て県民体育館のプールに水泳に行きました。人間は情熱を持って活動しているうちが華ですね。 さて2つの彗星観測です。精度が心配でまだ例によってMPCには送っていません。 RA (2000.0) Deal. m1 P/2004 V1 Dec.13.41563 22 59 56.89 +01 57 35.3 16 372 C/2004 X2 Dec.13.72292 9 27 54.37 +11 40 33.2 17 372 13.75139 9 27 53.28 +11 40 15.8 17 372この他C/2004 X1 (LINEAR)は予報を間違えて別の位置を2枚写しました。無駄この上なし!中には40分露出と言うのを2枚やりました。昔アメリカのローマー女史はフラグスタフで120分ガイド露出と言う物凄いことをやって銀塩で21等まで写していましたが、芸西にもその名残があります。6415フイルムなき今、こうしてCCDなら1〜2分で写る天体に苦闘しているのです。 さてマックホルツ彗星(C/2004 Q2)ですが、今日も肉眼で確認できました。16cmのイプシロンで撮った写真をのせますが、PA15°に直線的なタイプIの尾がジェットとなって長く、更にタイプIIかIIIと思われる太い尾がPA270°(西)に薄く流れています。 もうそろそろ非重力効果が現われはじめていませんか? |
Copyright (C) 2004 Tsutomu Seki. (関勉)