● C/2002 T7(LINEAR)とC/2003 H1(LINEAR)の写真、その他 リニア彗星 C/2002 T7 は依然として8等級ですが、夕空に傾いて見にくくなりました。しかし少し尾が伸びてきた印象です(写真1)。 また『彗星年表2004』を見ていたら C/2003 H1(LINEAR) が暁天で比較的明るい事を知り60cmを向けてみました。12分枚の2重撮影ですが、このようにして移動天体を発見するわけです。尾の方向角 PA=330°です。 このほか P/2004 A1 は18.0等くらいであまり明るく見えていません。 C/2003 V1(LINEAR) は17.0等で写りやすいようです。 以上いずれも1月29日(UT)のデータです。 |
(写真1) C/2002 T7(LINEAR)
2004年1月19日 19時30分〜43分(J.S.T.)
60cm F3.5 反射望遠鏡
TP6415フィルム
(写真2) C/2003 H1(LINEAR)
2004年1月29日 4時14分〜39分(J.S.T.)
60cm F3.5 反射望遠鏡
TP6415フィルム
Copyright (C) 2004 Tsutomu Seki. (関勉)