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芸西天文台通信<2003年12月5日号>


● リニア彗星(C/2002 T7)
 リニア彗星(C/2002 T7)が日毎に明るく、そして尾が長くなります。今頃は尾があちら側に流れて地球からは見にくい方向になるのですが、それでも前回の写真に比べると曲がった尾が長くなりました。全光度は12月1日に8.1等で8cmのファインダーでも楽々と見えています。これから急速に明るく大きくなりそうです。


C/2002 T7(LINEAR)
2003年12月2日 0時12分から0時23分(J.S.T.)
60cm F3.5 反射望遠鏡
TM400フィルム

● 12月2日の大火球
 12月2日の17時20分頃、北の空で大火球が目撃されたようです。四国地方の他、広島県や山口県からも情報が寄せられています。いろいろな人の報告を総合して明るさは-5等くらいで、色は青から赤い火の玉へ。5秒くらいで北山に消えたとか。NHKと高知新聞社から問い合わせがありました。




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