● 157P/Tritton、C/2001 HT50(LINEAR-NEAT)、P/2003 U3(NEAT) いったん崩壊して消滅しそうに見えたトリットン彗星ですが、ふたたび勢力をぶり返してドカーンと来ました。今回は22日に比べて鮮明な核があり、尾もPA285°に2'ほど伸びています。22日の写真と見比べてください。 C/2001 HT50(LINEAR-NEAT)は眼視では11等。東南にコマのかすかな流れがあります。 P/2003 U3(NEAT)は今最も新しい彗星の観測です。 157P(Tritton) 2003 UT R.A.(2000.0) Decl. m1 Oct. 24.81736 10 01 06.33 +13 23 52.8 13.5 372 C/2001 HT50 Oct. 24.71962 3 37 28.91 +17 07 56.7 13.0 372 P/2003 U3 Oct. 24.62431 2 14 31.95 +21 56 17.6 19.4 372 24.67153 2 14 29.69 +21 56 12.4 19.5 372 |
157P/Tritton
2003年10月25日 4時28分〜46分(J.S.T)
芸西天文台 60cm F3.5 反射望遠鏡
追尾した恒星の長さは30"。
10月23日とはまるで変身して立派な姿に返った!
C/2001 HT50(LINEAR-NEAT)
2003年10月25日 1時58分〜2時13分(J.S.T)
芸西天文台 60cm F3.5 反射望遠鏡
追尾した恒星の長さは20"。
コマは小さいながら明るい
Copyright (C) 2003 Tsutomu Seki. (関勉)