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芸西天文台通信<2003年10月21日号>


 今日は1965年の池谷・関彗星が近日点を通った日です。雨の中過ぎ去った38年前の秋晴れの空を思い出していました。それにしてもフランスのリゴレ博士の予言は見事でした。

● 157P/Tritton、C/2003 T2(LINEAR)
157P/Tritton

2003 U.T       R.A (2000.0)   Decl.              m1
Oct. 19.76458   9 47 28.95   +14°58′29″3   16   372
 不規則な星雲のように見えるセンターを測定しましたが、次回は見えないかも知れません。

C/2003 T2
2003 U.T          R.A (2000.0) Decl.     m1
Oct. 17.49906   9 28 23.1 +80 59 19.0   17.3   372
     17.50764   9 28 19.2 +80 59 27.3          372
     19.68681   9 09 45.5 +81 35 46.3   17.2   372
     19.70104   9 09 37.1 +81 36 00.8          372
北極に近くテレスコープが向きにくいです。
ガイドスコープが妙なところにきて巨大なフォークに腰掛けて空中でのガイド。
星はかなり拡散しています。

 C/2003 T3は11月に南の洋上で狙ってみます。




Copyright (C) 2003 Tsutomu Seki. (関勉)