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芸西天文台通信<2003年9月26日号>


● 火星の写真
 火星は依然として天文台のドームの西側に怪しげな赤い光を投げています。そして夜半に西方の町の光の中に落ちていく光景は見事です。天文台では岡村台員が去る8月20日に撮ったものが一番良く写っていました。


火星
2003年8月20日 1時
20cm F12 屈折望遠鏡に4mmアイピースで拡大撮影
トライXフィルム 露出1/4秒



火星
2003年8月19日 22時
20cm F12 屈折望遠鏡に4mmアイピースで拡大撮影
ISO 800のフィルム 露出1/4秒

● C/2002 T7(LINEAR)
 明るくなるはずの C/2002 T7 です。
 小さなコマが南北に少しふくれて見えます。20cmR 60Xで良く見えます。これから年末にかけて増光してくるでしょう。9月23日朝、11.8等でした。


C/2002 T7(LINEAR)
2003年9月23日4時から5分露出
60cm反射 F3.5
TP6415フィルム




Copyright (C) 2003 Tsutomu Seki. (関勉)