● 芸西天文台の60cm反射鏡と測定用コンピュータが復活 11月30日夕、村岡健治・下元繁男両氏が来てくださり、2台のパソコンの修理調整を行いました。 いつも彗星の測定に使っているMS−DOSパソコンの方は村岡氏がCD-ROMドライブを交換して、従来通りGSCの星図が出るようになりました。もう1台のWindows PC方は内臓ハードディスクが不調で、彗星課のHPも見にくかったのですが、下元氏の長時間に渡る作業で通常に戻りました。感謝します。 芸西天文台の60cm反射鏡の方は代用の部品を持ってきて応急に修理し、赤緯の早送りが非常に遅くなり、ギアの音も異常に高くなりましたが当面これで観測します。早速観測した天体をGSCで測ってみました。C/2001 Q4の前回の報告は無視して今回のデータを使って下さい。 また54P/de Vico-Swift-NEATは写真ではとても暗いですが、この光度はどうでしょうか?CCDではもっと明るいかも? 18D/Perrine-Mrkosは12月に今期最後の捜索を行います。暗い冬の星空を60cmの鏡筒は無言にそのバリエーションを追っています。 C/2001 Q4(NEAT) 2002UT R.A (2000) Decl. m1 Nov. 25.50021 2 12 22.88 -41 27 32.7 15.5 372 25.51146 2 12 22.43 -41 27 33.8 372 25.52153 2 12 21.94 -41 27 34.7 372 26.57847 2 11 35.79 -41 28 04.4 372 26.58646 2 11 35.41 -41 28 03.3 372 28.49688 2 10 13.03 -41 28 27.6 372 28.54132 2 10 11.12 -41 28 27.8 372 54P/de Vico-Swift-NEAT 2002UT R.A (2000) Decl. m1 Nov. 26.48958 1 36 41.59 +17 21 16.3 19.5 372 |
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