ホームページへジャンプ


芸西天文台通信<2002年11月8日号>


● M45、C/2002 T7(LINEAR)の写真
 故障中の60cmにかわって今活躍中の21cm F3の反射鏡でスバルを写してみました。ピントがうまく合えばなかなかシャープな像を結びます。フィルムはフジのプレスト400ですが、Tマックス400と甲乙付けがたい良いフィルムです。
[M45(すばる)の写真]
M45(すばる)
2002年11月1日
ε210 (21cm F3反射鏡)
プレスト400 30分露出

 続いて新彗星のC/2002 T7を狙ってみました。大きく拡大してやっとわかる恒星状で17等。この彗星は2004年の5月中旬に夕空に低く1等級で見えるはずです。その時地球に0.3天文単位ほど近づきます。今の姿からは雄大なホウキ星のイメージは浮かびません。しかし久々に夕空に長い尾が立ち昇るという昔のコホーテク彗星の様な姿を拝めるかもしれません。
[C/2002 T7(LINEAR)の写真]
C/2002 T7(LINEAR)
2002年11月5日 1時27分
ε210(21cm F3反射鏡)
6415フィルム 30分露出






Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)