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芸西天文台通信<2002年11月7日号>


● 54P/de Vico-Swift-NEAT、P/2002 T6(NEAT-LINEAR)、C/2002 T7(LINEAR)、C/2002 U2(LINEAR)
54P/de Vico-Swift
2002 UT        R.A (2000)    Decl.
Nov. 2.64201   1 47 29.23   +17 54 09.3   18
     4.58299   1 46 08.70   +17 51 05.2

P/2002 T6
Nov. 4.60347   1 01 18.08   +8 03 48.9    19

C/2002 T7
Nov. 4.69583   5 54 15.43   +28 15 11.6   16.9

C/2002 U2
Nov. 2.77361   10 42 48.5   +76 40 45.3   16.5
     2.77813   10 42 54.5   +76 40 46.5
     4.73854   11 26 53.8   +76 38 04.3   17
 秋が深くなり空が良くなりました。暗い彗星に挑戦と思ったとたん、60cmに続いてパソコンが故障し、GSCの星が出なくなりました。PPMは使えますが比較星が遠く少ないので精度が出ません。芸西の彗星の測定はしばらくお休みとなります。

 ペライン・ムルコスが1969年、パロマー山で検出された時、それよりも早く30cmで写していた愛知県の小島信久氏から、25cm+CCDで±15日くらい探したいとの電話がありました。いつぞやのネウイミン第2彗星の時の様な収穫があるかも知れませんね。小島氏からの電話は久々のことですが今回も時計を見たら21時30分でした。リニア計画が18D/Perrine-Mrkosをひっかけた夢を見ました。それは「彗星年表」の位置より1週間ほどマイナス側でした。現実も果たして・・・。明日はその辺に21cmを向けてみましょうか。






Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)