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芸西天文台通信<2001年12月16日号>


● C/2000 WM1(LINEAR)のジェットの写真
 リニア彗星(C/2000 WM1)はついに南の地平線に達しました。最大5.1等級で肉眼でかすかに見えました。尾は1°くらいが最長のようでしたが、12月13日には太陽と正反対に糸のようなジェットが走っていました。このタイプTの尾は1°以上も伸びていました。
 彗星を人工衛星が横切っていきました。この彗星のある夕方の南天は高知空港を発着する飛行機のコースに当たっていて、露出中に何回も通り、そのたびにシャッターを閉じました。この様子は21時ころまで続きます。
[リニア彗星の写真]
C/2000 WM1(LINEAR)
2001年12月13日 19時00分
60cmで12分間露出



Copyright (C) 2001 Tsutomu Seki. (関勉)