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芸西天文台通信<2001年8月24日号>


● P/2001 Q2(Petriew)
 20cm屈折で見るとボーッと滲んで如何にも彗星状です。これなら15cmの双眼コメットシーカーで楽々と発見できたはずです。午前4時半には天頂に近い中空まで上って来ます。リニア計画の目の行き届かない太陽の近くでまだまだ多くのコメットが我々の発見を待っているのです。8cm 20×のファインダーでも存在はわかりました。
 写真は60cm F3.5で5分間爆写したもので、西にコマが少し流れています。m1で10.5等〜11.0等の間です。コマは2.5'くらいです。
 間もなく、OAA彗星課報告に毎日の予報を掲載します。
[P/2001 Q2(Petriew)の写真]
P/2001 Q2(Petriew)
2001年8月22日 3時39分から5分間露出

芸西天文台 関勉



Copyright (C) 2001 Tsutomu Seki. (関勉)