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芸西天文台通信<2000年11月26日号>


 タトル・ジャコビニ・クレサク彗星がいよいよ急増光してきました。もう小口径による眼視観測が可能です。モーションが速いので60cmの筒を彗星の固有運動に合わせて3分間に10”東南に送りました。メトカーフ法ガイドは昔懐かしい観測法でテクニックが要ります。今のCCDと違って長時間クモ糸を見つめながらのガイドも良いものです。この彗星は来年1月の近日点の前後にドカーンと増光します。注視して下さい。

 [タトル・ジャコビニ・クレサク彗星の写真]
41P/Tuttle-Giacobini-Kresak
2000年11月24日 05時30分
60cm反射 9分間露出
芸西天文台 関勉




Copyright (C) 2000 Tsutomu Seki. (関勉)