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芸西天文台通信<2000年11月23日号>


● マクノート・ハートレイ彗星が見えてきました。
 ”OAA彗星課通信”に明るい予報を載せましたが、芸西では11月23日の早暁5時40分に東南の地平線上3°の高さで捕らえました。明るさは7.5等で5'くらいの大きなコマがあります。60cm主鏡で測定した結果は次の通りです。
2000U.T            R.A           Decl.        m1
Nov.22.86181   13 04 56.91    -32 48 21.0    7.8

 彗星年表2000の村岡氏の軌道と+4.6ほどのずれで、この彗星は約1年前の
軌道要素による残差です。


● 41P/タトル・ジャコビニ・クレサク彗星の観測
2000U.T             R.A          Decl.     m1
Nov.21.85104    12 44 28.52  -3 04 35.6  15.0    372
    22.85799    12 48 34.97  -3 23 58.5  13.2    372
 いよいよ急速に増光してきました。芸西の60cmでの写真は「11月の新星」
のコーナーに載せます。







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