ホームページへジャンプ

| 月刊天体写真ギャラリーへ戻る |


1999年4月号<春の星団>


M13の写真 M13 ヘルクレス座の球状星団

 非常に明るい球状星団で双眼鏡でもはっきり見え、肉眼でもかすかに存在はわかります。しかし球状星団らしく見るためには、やはり天体望遠鏡が必要で、50×くらいで何とか輪郭の微光星が分かれて見えます。
 太陽系の外郭にある古い星です。


写真は60cm反射鏡で9分間露出しました。
オメガ星団の写真 オメガ星団 ケンタウルス座の球状星団

 ケンタウルス座の-48°という南天にある球状星団です。日本から見にくく、大型望遠鏡は向きません。
 南に地平線(水平線)の見える理想的な場所から双眼鏡で楽に発見できます。
 1986年4月、ハレー彗星がこの星団のそばを通ったのをバリ島で眺めた思い出はつきません。

写真は60cm反射鏡で14分間の露出です。
M51の写真 M51 りょうけん座の系外星雲

 北の空にあって見やすい星雲です。8.5〜9等で、10cm 20×くらいで比較的良く見えます。しかし、親子のような奇妙な形を楽しむには50cm以上の大口径で眺めるか、天体写真の世界でしょう。
 よその銀河で非常な遠方にあることはご存知の通りです。
 これを探すには北斗七星のη星が目標になります。


| 月刊天体写真ギャラリーへ戻る |


Copyright (C) 1999 Tsutomu Seki. (関勉)