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2001年9月の日記

● 9月18日
 今朝も非常に良く晴れました。P/2001 Q2は20cmRで見ると11.5等星で少し暗くなりましたが、コマは3′くらいでふたご座ふきんに見えています。注意深く探せば15cm反射で発見可能です。
 月の影響もなくなり今朝は見事に秋の黄道光が光っていました。
 午前4時にドームの中の作業をすべて終え、丘へ上って9cm17Xコメットシーカーで東天の超低空を捜索しました。しし座が昇ってきます。そして4時10分には金星が物凄い光で森の中から姿を現わしました。

● 9月16日
 秋晴れを思わす青い空で夜はものすごい星空となりました。
今夜は23時頃久し振りに対日照が見えました。ペガススとホーマルハウトの中間のうお座付近で西に流れた天の川の5分の1くらいの明るさです。
 夜中の2時40分頃から10分間くらいの間、くじら座のミラの近くに不思議な光を見ました。4等星くらいの星が9秒毎に閃光を発するのです。ふだんは見えませんが光は段々暗くなりながら同じ場所に居ました。人工衛星なら動いていくはずで、静止衛生?位置は赤経が2時00分赤緯が正しく0°でした。約10分間くらい9秒に1回光りました。
 早暁は久し振りに東天を捜索。良く見えました。クロイツ群のコースに彗星の影なし。9等級のM48(散開星団)も見えました。1965年イケヤ・セキ彗星の発見された場所です。黄道光は月光に薄れていました。



Copyright (C) 2001 Tsutomu Seki. (関勉)