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     中村さんと金子さんがへびつかい座に新星を発見 (14日改訂版)
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佐藤裕久
投稿日時: 2017-11-13 20:46
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登録日: 2005-6-12
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投稿: 1817
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中村さんと金子さんがへびつかい座に新星を発見 (14日改訂版)


                            VSOLJニュース(336)

              中村さんと金子さんがへびつかい座に新星を発見

                                             著者:前原裕之(国立天文台)
                                        連絡先:h.maehara@oao.nao.ac.jp

 へびつかい座は6月ごろには真夜中の南の空に見ることができますが、11月中旬
ともなると、夕方の南西の低い空に短時間しか見ることができません。そんなへ
びつかい座の中に新たな新星が発見されました。新星を発見したのは三重県亀山
市の中村祐二(なかむらゆうじ)さんと静岡県掛川市の金子静夫(かねこしずお)さ
んです。
 中村さんは11月10.3717日(世界時、以下同様)に焦点距離135mmのレンズとCCDカ
メラを用いて撮影した画像から9.5等の新天体を発見しました。また、金子さん
も11.3736日に焦点距離200mmのレンズとデジタルカメラで撮影した画像からこの
天体を9.4等で独立に発見しました。金子さんが11月4日に撮影した画像や、中村
さんが11月9日に撮影した画像には、この天体は写っておらず、9日から10日のわ
ずか1日の間に明るくなった天体であること、中村さんご自身による11日の確認
観測ではこの天体は前日の発見時よりも1等ほど増光したことが分かりました。
千葉県の野口さんや清田さんによる観測によると、この天体の正確な位置は

赤経:17時 18分 45.01秒
赤緯:-24度 54分 21.8秒   (2000.0年分点)

で、比較的赤い色をしていることが分かりました。
 11月12日に岡山県の赤澤さんによって行なわれたこの天体の分光観測によると、
この天体のスペクトルには幅の広いHα輝線がみられることが分かりました。また、
チリにあるSOAR 4.1m望遠鏡を使って行なわれた分光観測から、幅の広い水素のバ
ルマー系列の輝線の他に一階電離した鉄の輝線がみられることが分かり、これら
の結果から、この天体は古典新星であることが確認されました。

                                                          2017年11月14日

参考文献
中村、CBAT "Transient Object Followup Reports" PNV J17184490-2454220
金子、他、CBAT "Transient Object Followup Reports" PNV J17184504-2454221
赤澤、vsolj 12986
Chomiuk, L., et al. 2017, ATel #10959

新星の画像
・野口さん(確認観測)
http://park8.wakwak.com/~ngc/images/PNVinOph_20171112.jpg

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 » 中村さんと金子さんがへびつかい座に新星を発見 (14日改訂版) 佐藤裕久 2017-11-13 20:46

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