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     国立天文台 メールニュース No.221
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投稿者 スレッド
佐藤裕久
投稿日時: 2020-10-2 17:45
モデレータ
登録日: 2005-6-12
居住地: 日本
投稿: 2503
オンライン
国立天文台 メールニュース No.221

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   国立天文台 メールニュース No.221(2020年10月2日発行)
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 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象などを、メールで
 お届けする不定期発行のニュースです。
 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。

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■明るくなってきた火星に注目
■「三鷹・星と宇宙の日2020 オンライン」開催[三鷹]
■大学共同利用機関シンポジウム2020
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■明るくなってきた火星に注目

 太陽系の惑星の一つである火星が、まもなく地球との最接近を迎えます。
 地球の外側を約1年11カ月かけて公転する火星は、約2年2カ月ごとの周期
(会合周期)で地球と接近します。2020年の最接近は、日本時間10月6日で、
前後数週間にわたり見頃となります。最接近時の距離は約6207万キロメートル
で、前回、2018年7月31日の最接近(約5759万キロメートル)には及ばないも
のの、火星はマイナス2.6等の明るさとなり、10月下旬まで木星よりも明るく
輝きます。また視直径も22.6秒角となり、望遠鏡で観察しやすい大きさになり
ます。
 10月6日頃の火星はうお座の方向にあり、日の入り後に東の空に昇り、深夜
には南の高い空で見ることができます。11月に入ると、火星はやや暗くなりま
すが、夜の早い時間帯でも空高く見えるようになり、観察しやすい状態がしば
らく続きます。年内はぜひ、火星に注目をしてください。
 国立天文台では「【おうちで天文学】国立天文台の夜空から―国立天文台三
鷹キャンパスから天体中継!」と題し、接近中の火星の映像も配信する予定で
す。ご期待ください。

 ▽特集:火星最接近2020
  https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2020/

 ▽基礎知識:火星の接近
  https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars-approach.html

 ▽【おうちで天文学】国立天文台の夜空から
      ―国立天文台三鷹キャンパスから天体中継!
  https://youtu.be/oHxNm3nDKjk
  (10月5-9日のいずれか晴れた一夜の19:00-20:00に、解説付きで配信)


■「三鷹・星と宇宙の日2020 オンライン」開催[三鷹]

 国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星と宇宙の日」は、新型コロ
ナウィルス感染症拡大防止のため、今年は三鷹キャンパスでの開催を見合わ
せ、オンライン番組として10月24日に配信します。
 配信番組では、私たちの太陽系から遠い宇宙へと旅をしながら、研究者が観
測機器や研究施設を駆使して宇宙の謎に挑む姿をご紹介します。また、テーマ
に沿った講演や、最新の研究成果のご紹介はもちろん、研究者を支える人々に
もスポットライトを当て、さまざまな角度から天文学の最前線を紹介する、オ
ンラインならではの企画をたくさんご用意しております。
 また、天文・宇宙に関する質問を募集中です。日頃感じている天文・宇宙に
関する疑問や天文学者に尋ねたいことを、ウェブサイトのフォームからお寄せ
ください。いただいた質問は10月24日のライブ配信中に研究者がお答えしま
す。質問の応募締め切りは、2020年10月8日午後5時です。
 多くの皆様にお楽しみいただけるよう、準備を進めておりますので、ぜひご
覧ください。

開催概要
 日時:10月24日(土)10時から18時30分まで配信(予定)
 おもな内容:
 ・天文学研究の最前線を伝える、さまざまなライブ配信、
  ウェブコンテンツの公開
 ・一般の方からの質問への回答
 ・講演(テーマ:ブラックでダークな宇宙)
  講演1:「視力300万で探る巨大ブラックホール観測最前線」
     秦 和弘(国立天文台 水沢VLBI観測所 助教)
  講演2:「すばる望遠鏡で挑むダークマターの謎」
     宮崎 聡(国立天文台 先端技術センター 教授)
  講演3:「超新星とダークエネルギーの謎」
     土居 守(東京大学 天文学教育研究センター 教授)
  ※講演順やタイトル等は、変更になる可能性があります

 詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。詳細な配信スケジュールは、後日、
公開予定です。
 なお、このイベントはオンラインの配信のみの開催です。当日、三鷹キャン
パスでは特別なイベント等は行いませんので、ご注意ください。

 「三鷹・星と宇宙の日」は、自然科学研究機構 国立天文台、自然科学研究
機構 アストロバイオロジーセンター、東京大学大学院 理学系研究科附属 
天文学教育研究センター、総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻
の共催事業です。

 ▽三鷹・星と宇宙の日 2020 オンライン
  https://www.nao.ac.jp/open-day/2020/


■大学共同利用機関シンポジウム2020

 大学共同利用機関シンポジウム2020「宇宙・物質・エネルギー・生命・情
報・人間文化:オンラインで研究者と話そう」を10月17日、18日に開催しま
す。
 大学・企業等の研究者に研究資源や実験装置などを提供する大学共同利用機
関が、日々行っている最先端の研究とその成果を、研究者によるトークや機関
展示を通じてオンラインでご紹介します。国立天文台からは、動画で研究の現
場を紹介します。その他のトークや展示についてはウェブサイトをご覧くださ
い。
 研究者になりたい、最新の研究成果を知りたい、研究者と交流したい、とい
う方はぜひご参加ください。

開催概要
 日時:2020年10月17日(土)11時から17時5分まで 研究トーク・機関展示
       10月18日(日)11時から17時30分まで 機関展示・解説
 会場:オンライン開催
 主催:大学共同利用機関協議会、
    大学共同利用機関法人機構長・総合研究大学院大学長会議
 内容:研究者トーク(17日)・機関展示(18日は解説対応あり)
    プログラム等の詳細はウェブサイトをご覧ください
 その他:参加無料、事前の参加登録が必要です
     接続方法は、開催1週間前をめどに参加登録いただいたメールアド
     レスにお送りします
     ※ウェブサイトhttps://ius.4kikou.org/よりお申し込みください

 ▽大学共同利用機関シンポジウム2020
  「宇宙・物質・エネルギー・生命・情報・人間文化:オンラインで研究者
   と話そう」 (大学共同利用機関協議会)
  https://ius.4kikou.org/

 ▽大学共同利用機関シンポジウム(大学共同利用機関法人)
  https://www.4kikou.org/symposium.html


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発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室
発行日:2020年10月2日

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