R. Weryk, E. LillyとR. J. Wainscoatの通報によると、12月24日、Haleakala にある1.8-m Pan-
STARRS1望遠鏡で得た4枚のw-バンド露出から彗星を発見した。
この天体は、FWHM（半値全幅)が(近傍の恒星が1".1であるのに対し)約1".8であった。西へ向かっ
ておよそ5"伸びる明らかな尾がある。
M. Micheli, WerykとWainscoatは、12月25.4日UT、3.6-m Canada-France-Hawaii Telescope
(+ griフィルター)で得た3枚の40秒CCDフォローアップ露出で、北西に約20"のかすかな尾があり
コマのFWHM（半値全幅)は(近傍の恒星が0".7であるのに対し)約1".0であった。
小惑星センターのPCCP webpageに公表後、佐藤英貴氏(東京都文京区, iTelescope天文台,12月25.43
日、60秒露出7枚のスタック, 0.51-m f/6.8 アストログラフ, Mayhill近郊, ニューメキシコ州,
遠隔操作:強い集光のある8" のコマがあるが明らかな尾はない。4".9の円形範囲で測定したこの
彗星のw-バンド光度は19.3等であった)らCCD位置観測者によって彗星状と観測された。
発見位置は次のとおり、
2017 UT R.A. (2000) Decl. Nag,
Dec. 24.57406 8 41 01.10 +44 10 30.2 20.6
24.58512 8 41 00.36 +44 10 27.1 20.5
24.59615 8 40 59.61 +44 10 24.0 20.5
24.60720 8 40 58.86 +44 10 21.0 20.6
放物線軌道要素と位置推算表は次のとおり、
Orbital elements:
C/2017 Y1 (PANSTARRS)
T 2017 Sept. 15.70864 TT MPCW
q 3.7897611 (2000.0) P Q
Peri. 137.91868 -0.15035159 -0.73513060
Node 307.17585 +0.52883989 +0.50513485
e 1.0 Incl. 56.06155 +0.83529801 -0.45213027
From 41 observations 2017 Dec. 24-30.
Ephemeris:
C/2017 Y1 (PANSTARRS)
Date TT R. A. (2000) Decl. Delta r Elong. Phase m1
2017 11 30 09 00 59.4 +45 34 05 3.2646 3.8475 119.5 12.9 19.9
...
2017 12 15 08 50 36.5 +44 48 43 3.1238 3.8725 134.0 10.5 19.9
...
2017 12 23 08 42 43.8 +44 17 31 3.0677 3.8876 141.7 9.0 19.8
...
2017 12 29 08 35 58.4 +43 48 57 3.0364 3.8996 147.2 7.8 19.8
2017 12 30 08 34 47.4 +43 43 41 3.0322 3.9017 148.1 7.7 19.8
2017 12 31 08 33 35.6 +43 38 17 3.0283 3.9038 149.0 7.5 19.8
...
2018 01 06 08 26 10.4 +43 02 28 3.0109 3.9168 153.7 6.4 19.8
...
2018 01 14 08 15 55.3 +42 05 22 3.0054 3.9350 158.1 5.4 19.8
...
2018 01 29 07 57 21.4 +39 50 00 3.0527 3.9724 155.9 5.8 19.9
(CBET 4465、MPEC 2017-Y159)
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