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投稿者 スレッド
佐藤裕久
投稿日時: 2016-10-13 0:20
モデレータ
登録日: 2005-6-12
居住地: 日本
投稿: 2505
オンライン
国立天文台 メールニュース No.167

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    国立天文台 メールニュース No.167  (2016年10月12日発行)
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 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象や新天体発見情報
 などを、メールでお届けする不定期発行のニュースです。
 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。

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もくじ
■「三鷹・星と宇宙の日」開催[三鷹]
■太陽塔望遠鏡特別公開と文化財ガイドツアーのご案内[三鷹]
■すばる望遠鏡×信州大学 公開レクチャー
■すばる望遠鏡×広島大学 公開レクチャー
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■「三鷹・星と宇宙の日」開催[三鷹]

 毎年秋に行っている国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星と宇宙
の日」を、今年は10月21日、22日に開催します。
 今年のメインテーマは「重力波が拓 (ひら) く天文学」です。2015年9月、人
類は重力波の直接検出に初めて成功しました。重力波天文学という新しい研究
分野の幕開けです。電磁波とは異なる新たな観測手段を手にした人類は、今後
宇宙をどこまで深く理解できるようになるのでしょうか。本公開の10月22日に
は、このメインテーマに関する講演会を行います。また、国立天文台三鷹キャ
ンパス内の重力波実験棟をはじめ、ふだんは見学できない観測・実験施設の公
開、最新の研究の成果の紹介、さまざまなテーマのミニ講演会など、多くの企
画を取りそろえて皆様のご来場をお待ちしています。

おもな公開内容
・10月21日 (金) プレ公開
  開催時間:14時から19時まで (入場は18時まで)
  内容:一部の施設公開、ミニ講演会、質問コーナー、天体観望会 など
・10月22日 (土) 本公開
  開催時間:10時から19時まで (入場は18時まで)
  内容:メインテーマに関連する講演会、施設公開、研究紹介、ミニ講演会、
     質問コーナー、スタンプラリー、天体観望会 など

メインテーマに関連する国立天文台講演会
 10月22日 (土) 13時より15時40分、すばる棟大セミナー室にて
 講演1 Listening to the universe with gravitational waves (注) 
     (重力波で聴きとる宇宙の声) 
     ラファエレ・フラミニオ
       (国立天文台 重力波プロジェクト推進室 室長、特任教授)
 講演2 重力波を電磁波で見る?
     吉田道利 (広島大学 宇宙科学センター センター長、教授)

 詳しい公開内容は、「三鷹・星と宇宙の日 2016」ウェブサイトをご覧くだ
さい。

 「三鷹・星と宇宙の日」は、自然科学研究機構 国立天文台、自然科学研究
機構 アストロバイオロジーセンター、東京大学大学院 理学系研究科附属 
天文学教育研究センター、総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻
の共催事業です。

 注:講演は英語で行われますが、日本語への同時通訳が付きます

 ▽三鷹・星と宇宙の日 2016
  http://www.nao.ac.jp/open-day/2016/

 ▽国立天文台三鷹キャンパス
  http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/


■太陽塔望遠鏡特別公開と文化財ガイドツアーのご案内[三鷹]

 東京都教育委員会が文化の日を中心に開催する「東京文化財ウィーク」に合
わせて、国立天文台は三鷹キャンパス内の文化財の見学事業を行います。皆様、
奮ってご参加ください。

1. 太陽塔望遠鏡 (アインシュタイン塔) 特別公開
 太陽塔望遠鏡は1930年 (昭和5年) に完成した建物です。高さ20メートルの
塔の屋上にあるドームから取り込まれた太陽の光を北側に続く半地下の暗室へ
導き、分光器を通してスペクトルとして観測します。塔全体が望遠鏡の筒の役
割を果たすことから「塔望遠鏡」と呼ばれています。
 この建物は、1998年7月に登録有形文化財となりました。
 通常は建物の外観のみ見学をしていただいていますが、次の日程で建物の内
部を解説員による説明とともに見学することができます。事前のお申し込みの
必要はありません。

 日時:2016年11月3日 (木・祝)、5日 (土)、6日 (日) 10時から17時
     (三鷹キャンパスへの入場は16時30分まで)
 場所:国立天文台三鷹キャンパス 太陽塔望遠鏡
 参加方法:
   国立天文台三鷹キャンパスで通常の見学受付を済ませた後、見学コース
   内の太陽塔望遠鏡へ直接お越しください
   事前の参加申し込みは必要ありません (参加無料)

2. 文化財ガイドツアー
 国立天文台三鷹キャンパス内の登録有形文化財、重要文化財を解説員の説明
を聴きながら見学するツアーを開催します。見学する文化財は、第一赤道儀室 
(注1)、国立天文台歴史館 (大赤道儀室) (注1)、子午儀資料館 (レプソルド子
午儀室) (注1、2)、ゴーチェ子午環室 (注1)、ゴーチェ子午環第二子午線標室 
(注1)、旧図書庫 (注1)、太陽塔望遠鏡 (注1) です。

 日時:2016年11月3日 (木・祝) 13時30分から15時
 場所:国立天文台三鷹キャンパス
 参加方法:
   事前にウェブまたは往復はがきでのお申し込みが必要です (定員20名)
   お申し込み期間は 10月13日正午から10月20日正午です
   詳細はウェブサイトをご覧ください
   申し込み人数が定員を超えた場合は抽選を行います

 注1:国の登録有形文化財
 注2:国の重要文化財に指定されたレプソルド子午儀他が収蔵されている

 ▽太陽塔望遠鏡特別公開
  http://prc.nao.ac.jp/museum/einstein/

 ▽国立天文台三鷹キャンパス 公開施設
  http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/facilities/

 ▽「東京文化財ウィーク2016」を開催 (東京都)
  http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/08/25/13.html


■すばる望遠鏡×信州大学 公開レクチャー

 国立天文台は信州大学と共催で、すばる望遠鏡による研究成果と観測の現場
を紹介する講演会を、来る11月23日に長野県松本市にて開催いたします。
 1999年に観測を開始したハワイ島マウナケア山頂にあるすばる望遠鏡は、
日本のみならず世界中の天文学者の研究観測に利用され、さまざまな成果を挙
げてきました。今回は、信州大学の研究者とハワイを拠点とする研究者の2名
による講演を行います。
 事前の参加のお申し込みは不要です。多くの皆様のご参加をお待ちしてい
ます。

開催概要
 テーマ:信州発ハワイ経由、銀河研究の旅
 日時:2016年11月23日 (水・祝) 14時から15時30分 (開場13時30分)
 会場:信州大学 松本キャンパス 経法学部講義棟2階 第2講義室
     (長野県松本市旭3-1-1)
    http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/maps/map05.html
 主催:自然科学研究機構 国立天文台
 共催:信州大学
 参加費:無料
 定員:350名
 参加方法:事前のお申し込みは必要ありません
      当日直接会場にお越しください
内容
 講演1:ハワイの白い山から宇宙に手を伸ばす
     藤原英明  (国立天文台 ハワイ観測所 サイエンティスト)
 講演2:すばる望遠鏡で挑む100億光年かなたの天体の立体視
     三澤 透 (信州大学全学教育機構 准教授)

 講演内容の詳細はウェブサイトをご覧ください。

 ▽すばる望遠鏡×信州大学公開レクチャー
  「信州発ハワイ経由、銀河研究の旅」のご案内
  http://subarutelescope.org/Announce/2016/10/03/j_index.html


■すばる望遠鏡×広島大学 公開レクチャー

 国立天文台は、広島大学宇宙科学センター、広島市こども文化科学館ほかと
共催で、すばる望遠鏡の研究成果を広く一般に紹介する講演会を、来る11月27日
に広島県広島市にて開催いたします。国立天文台および広島大学の2名の研究者
が、すばる望遠鏡を用いた観測研究の成果を分かりやすく紹介します。
 ご参加には事前のお申し込みが必要となります。詳しくはウェブサイトをご
覧ください。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要
 日時:2016年11月27日 (日) 13時30分から16時 (開場13時)
 会場:広島市こども文化科学館 1階アポロホール
     (広島県広島市中区基町5-83)
    http://www.pyonta.city.hiroshima.jp/
 主催:広島大学宇宙科学センター
 共催:自然科学研究機構 国立天文台、広島市こども文化科学館、文部科学省 
    科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業 未来を拓く地方協奏
    プラットフォーム
 参加費:無料
 定員:230名
 参加方法:
   ご参加には往復はがきでの事前のお申し込みが必要です
    (お申し込み多数の場合は抽選となります)
   参加のお申し込みの締め切りは11月13日 (日) です
内容
 講演1:星はすばる、銀河はすばる
     兒玉忠恭 (国立天文台 光赤外研究部/ハワイ観測所 准教授)
 講演2:“ダーク”な宇宙にGO
     岡部信広 (広島大学学術院/大学院理学研究科 助教)

 参加お申し込み方法の詳細はウェブサイトをご覧ください。

 ▽すばる望遠鏡×広島大学 公開レクチャー 開催のお知らせ (広島大学)
  http://hiroshima-u.jp/hasc/news/2016-10-01-1854

 ▽すばる望遠鏡×広島大学 公開レクチャー (広島市こども文化科学館)
  http://www.pyonta.city.hiroshima.jp/event/detail/id/2960.html


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発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室
発行日:2016年10月12日
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