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投稿者 スレッド
佐藤裕久
投稿日時: 2019-6-19 18:33
モデレータ
登録日: 2005-6-12
居住地: 日本
投稿: 2021
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国立天文台 メールニュース No.206

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   国立天文台 メールニュース No.206  (2019年6月17日発行)
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 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象などを、メールで
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■すばる望遠鏡で宇宙膨張の謎に迫る―遠方の超新星を大量発見
■自然科学研究機構 若手研究者賞記念講演
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■すばる望遠鏡で宇宙膨張の謎に迫る―遠方の超新星を大量発見

 超新星爆発は、星がその一生を終える際に恒星全体が爆発して明るく輝く現
象です。そのとてつもない明るさから、遠方の銀河で起こった超新星爆発を地
上の望遠鏡で観測することも可能です。とくに、Ia型と呼ばれるタイプの超新
星は、絶対的な明るさが知られているため、観測された明るさから天体までの
距離を求めることができます。遠方銀河での超新星爆発を捉えることが、宇宙
膨張の歴史を探ることにつながるのです。

 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) や国立
天文台などの研究者から成る研究チームは、すばる望遠鏡に搭載した超広視野
主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム、以下HSC) 
を用いた観測で、半年間という短い期間でおよそ1800個もの超新星を発見しま
した。このうちの58個は、距離がおよそ80億光年を超える遠方のIa型超新星で
した。これまでにハッブル宇宙望遠鏡が、10年以上かけて、同じくらい遠方に
あるIa型超新星を50個弱発見した例がありますが、今回はこれを超える数の超
新星の発見をわずか半年間で成し遂げたことになります。すばる望遠鏡の集光
力とHSCの広視野・高解像度の特徴を生かした観測の成果です。
 研究チームは今後、発見した遠方のIa型超新星のデータを使って、より正確
な宇宙膨張の値を導き出し、宇宙の加速膨張の原因であるダークエネルギーが
時間とともにどのように変化しているかを調べる予定です。

 ▽遠方にある超新星の大量発見で宇宙膨張の謎に迫る
  https://subarutelescope.org/Pressrelease/2019/05/29/j_index.html


■自然科学研究機構 若手研究者賞記念講演

 自然科学研究機構は、新しい自然科学分野の創成に熱心に取り組み成果をあ
げた優秀な若手研究者を表彰する「自然科学研究機構若手研究者賞」を設けて
います。その第8回受賞者による記念講演を、来る7月7日に日本科学未来館で
行います。記念講演に先立ち、同会場で授賞式も行われます。
 国立天文台からは、同賞を受賞したアルマプロジェクトの Alvaro Gonzalez 
(アルバロ・ゴンサレス) 准教授が記念講演を行います。ご参加にはお申し込
みが必要です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 なお、授賞式および記念講演のようすは、インターネットのライブ配信でご
覧いただくこともできます。

開催概要
 タイトル:
   「宇宙・生命・脳・物質・エネルギー」若手研究者による Rising Sun 8
    ―自然科学研究機構 若手研究者賞記念講演―
 日時:2019年7月7日 (日) 12:30から17:00まで (開場12:00)
 会場:日本科学未来館 7階 (東京都江東区青海2-3-6)
     未来館ホール (記念講演会)
     コンファレンスルーム木星 (ミート・ザ・レクチャラーズ)
    交通案内 https://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/
 主催:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構
 参加費:無料
 参加申し込み:事前のお申し込みが必要です (締め切り:7月5日 正午)

内容
 12:30- 授賞式
 12:40- 記念講演 (各35分、途中休憩あり)
   1:見えない宇宙を探る新しい眼の開発
     Alvaro Gonzalez (国立天文台 准教授)
   2:超高温プラズマに負けない金属壁をつくる
     時谷政行 (核融合科学研究所 准教授)
   3:多数の精子が生涯にわたって作り続けられる仕組みを探る
     北舘 祐 (基礎生物学研究所 助教)
   4:脳の中の自己と他者
     則武 厚 (生理学研究所 助教)
   5:軟X線で観る液体の化学
     長坂将成 (分子科学研究所 助教)
 16:10-17:00 ミート・ザ・レクチャラーズ ―講演者と直接語ろう―

 ▽自然科学研究機構 第8回若手研究者賞記念講演
  https://www.nins.jp/site/connection/08risingsun.html


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発 行:国立天文台 天文情報センター 広報室
発行日:2019年6月17日

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