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2012年10月24日

東亜天文学会、高松総会

 去る10月14日と15日、香川県の高松市で東亜天文学会の総会が開催され約80人が参加して盛大に無事終了しました。
 総会では恒例の新天体発見者の表彰と、「OAA賞」や感謝状等が関(会長)から手渡されました。香川大学の先生方による講演やまた懇親会も行われ楽しく有意義な二日間でした。地元の天文協会の絶大な支援のもとに、会はスムーズに運営され、そのご苦労のほどが偲ばれました。




 余興としては会の終了後に高松名物のうどんを食べたり、また有志30名がお隣の高知県の芸西天文台に貸し切りバスを走らせて見学会が行われましました。天文台では待ち受けていた会員の下元繁男氏がテレスコープの説明を行いました。



 天文台は、あいにく曇天でしたが、晴れていれば夜空に「東亜天文学会の星」(芸西で1987年発見の小惑星3935)が、あたかも総会の開催を祝福するが如く輝いているはずで、この星の光る限りOAAは不滅であると信じます。
 写真は2012年10月24日、芸西の70cmで撮影した同天体で、ふたご座を運行中の明るい16等星です。


小惑星(3935)東亜天文学会
2012年10月24日撮影
70cm F7反射望遠鏡 + Nikon D700
Copyright (C) 2012 芸西天文学習館 (Geisei Observatory)