2005年09月18日

マスターズ水泳大会の全国大会に出場しました

 今日は恒例のマスターズ水泳大会の全国大会が高知県の東部運動公園の室内プールであって、昨年に続いて参加しました。
 25m平泳ぎが21秒、100m平泳ぎが1分52秒もかかりました。年々タイムが落ちます。県外から来た知らない選手から「彗星はやっていますか?」と声をかけられました。
 本来水泳は健康のため、そして観測を長く続けるためにやっている事で、「ヨーイ、ドン」は例外です。しかしいつの間にか大会へ出始めて30年がたちました。40歳の時、25mが19秒。30年経って2秒遅くなったわけです。普段は長い距離を背泳や平で泳ぎながら脳裏にはいつも「如何にして彗星を発見するか?」を考えつづけています。「1つのことを成就するには、そればかり考え続けなさい。」という恩師の言葉がいつも重くのしかかっています。そしてそれは習慣になりました。

2005年09月05日

佐藤裕久さん他がSWANの画像から新彗星を発見しました。

 村岡健治さんが新しい機器を持って、故障している私のパソコンを治しにきてくれました。これで再び彗星の位置測定が出来るようになりました。あとは依然として動かなくなっている芸西天文台の60cm反射望遠鏡の修理回復を待つのみです。
 先日OAA(東亜天文学会)の佐藤裕久さん他がSWANの画像から、新彗星を発見され、誠に天晴れでした。天文学に熱中し、普段熱心に研究している賜物だと思います。リニア計画を知っただけでひるんで、折角の捜索も観測もやめていった人がありますが良い対照です。この5年間往年のコメットハンターたちによって多くの眼視的彗星が発見されて来ましたが、要するに熱心にやれば成果は挙がると言うことです。
 台風14号の接近する中、高知市春野の長水路屋外プールに泳ぎに行きました。やや冷たい水面に雨が叩きつける中、平泳ぎで500m、背泳で200m泳いできました。また午前中は芸西の天文台に行って60cm反射望遠鏡にかっぱをかぶせてきました。6mドームのスリットが完全に閉まり切らなくなって、雨漏りが心配されたからです。台風が完全に抜けるのは7日ごろでしょうか。晴れてくれば初秋の空を心行くまで捜索します。
 夜になって雨脚の音が一段と高くなりました。