記事タイトル:板垣さん、りょうけん座に超新星を発見 

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お名前: 佐藤 裕久   
          国立天文台 アストロ・トピックス (80)

          板垣さん、りょうけん座に超新星を発見

 山形県山形市にお住いの板垣公一(いたがきこういち)さんが、りょうけん座
の渦巻銀河 NGC 4617 の中に16.7等級の超新星を発見しました。この発見は兵
庫県の中野主一(なかのしゅいち)さんを通じて国際天文学連合に報告されまし
た。

 この天体は、板垣さんが2005年2月6日未明(日本時)、口径30センチメートル
望遠鏡を使って撮った画像に写っていました。
 同夜、埼玉県の門田健一(かどたけんいち)さんによって確認され、翌日夜に
は板垣さん自身が確認しています。超新星の明るさは特に変わっていません。
 この超新星は 2005ab と命名されました。

超新星の位置は、

  赤経: 12時41分05.18秒
  赤緯:+50度22分56.2 秒 (2000年分点)

です。
 この天体は NGC 4617 の中心から、西に7秒角、南に40秒角のところにありま
す。超新星の今後のスペクトル型の判定等が待たれます。

 板垣さんは昨年6個の超新星を発見(独立発見を含む)されていますが、通算13
個目の超新星発見となりました。

参照:IAUC 8478 (Feb.  6 2005).
   VSOLJ ニュース (135) 板垣公一さん、
            NGC 4617に超新星2005abを発見 (2005年2月7日).

      2005年2月7日            国立天文台・広報普及室
[2005年2月7日 21時1分31秒]

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