12月5日と8日峰山高原(兵庫県神崎郡)にて2000WM1をとらえようと試みるが雲
にはばまれて見えず。12月9日自宅のベランダ(兵庫県神戸市)からミード社
の25cm望遠鏡でとらえる。5cm双眼鏡でも確認できる。この日は、雲が多く晴れ間
は30分ほどしかありませんでしたが望遠鏡とPCをつなぎ自動導入でとらえました。
都市部では、目印となる星が少なく星の配列で彗星を探すのは、難しいです。
m1=5.9 Dia=>5′T=3/5 S=4/5
12月15日、近日点通過前の国内最後の観測になるかもしれない。
17日以降は月明かりの影響もある。必ず?晴れる場所を求めて千羽海崖(徳島県
海部郡)まで行きました。天狗高原(11月19日未明のしし座流星雨は、ここで遭
遇しました)に行きたかったが、冬型の気圧配置ではなかなか晴れません。
千羽海崖には16時過ぎに到着。日没後、夕焼けに染まる低空に水星を裸眼でと
らえた。高度は、約5度。赤道議をセットして18時30分頃から2000WM1の観測と写
真撮影をする。11cmLにて核近傍を5cmBにて光度等を観測する。コマが不均一で、
1度以上細いイオンテイルがのびている。300mm望遠レンズでは確認できないが、
眼視観測では興味深い核近傍でした。
この後、日本から見えなくなるのが残念です。
m1=5.9 Dia=>10′ Tail=>1° T=3/5 S=4/5
写真を19日に発送しました。(12月15日 千羽海崖にて)
[2001年12月20日 0時51分25秒]