記事タイトル:Anderson彗星が復活 

最新の情報は「更新」や「再読み込み」ボタンを押してリロードしてご覧ください。

書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: 佐藤 裕久   
Comet P/1963 W1 = 2000 SO253 (Anderson-LINEAR)
中野主一氏の通報によれば、今年9月に見つかった彗星、P/2000 SO253 (IAUC 7524参照)と
1967年当時Minnesata大学のJean H. Andersonが、W.J.Lugtenが1963年11月22-25日 Palomar
Schmidtで得た乾板上の4個の記録から見つけた彗星、P/1963 W1 = 1963 IX (IAUC 2013参照)
が同一であることを確認した。
初期出現時の暫定軌道要素は、
T = 1963 Oct. 28.5 TT, q = 1.985 AU, i = 4.5 deg,P = 7.89 yr. 
この彗星は、1961年8月と1985年4月にそれぞれ0.10 AU と0.40 AU 木星に接近していた。
(IAUC 7548)
この彗星は、発見当初2つの軌道要素(放物線軌道と一般軌道 e = 0.3778 )がB.G.Marsdenに
よって計算され公表されていた。
1968年に出版されたOAA会長、長谷川一郎博士のCATALOGUE OF PERIDIC COMETS (1967)
京都大学理学部紀要32巻2号では、5.546年の短周期彗星として載っている。
Marsdenの彗星カタログでは不確実として放物線軌道のみが載っている。
[2000年12月24日 9時38分5秒]

この記事への返信をどうぞ。
氏名
E-mail URL



記事一覧に戻る