記事タイトル:Comet P/2004 VR8 (LONEOS) 

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お名前: 佐藤 裕久   
LONEOSプログラムによって発見されていた小惑星状天体 2004 VR8が彗星状であることがわかった。
C. W. Hergenrother (月惑星研究所)は、11月19.3日 UT、Catalinaの1.54-m Kuiper望遠鏡の
RバンドのCCDによって10″のコマとp.a. 140°に16″の尾を観測した。
同じく、久万の中村彰正氏は、12月8.55日と9.55日、60-cm反射によるフィルターなしで240秒露出
したCCDフレームから、周囲の星より少しソフトで南東に微かに尾らしきものが見える。

発見位置は次のとおり、

     2004 UT             R.A. (2000) Decl.       Mag.
     Nov.  3.34556    4 06 43.25   +13 00 34.1   17.6

軌道要素と位置推算表は次のとおり、

Orbital elements:
    P/2004 VR8 (LONEOS)
T 2005 Sept. 2.6732 TT                                  MPC
q   2.375895             (2000.0)            P               Q
n   0.0922597      Peri.   63.1296      -0.6472696      -0.6891069
a   4.850593       Node    71.2066      +0.5179897      -0.7112421
e   0.510185       Incl.   20.1326      +0.5592216      -0.1388033
P  10.7
From 75 observations 2004 Nov. 3-Dec. 9.

Ephemeris:
    P/2004 VR8 (LONEOS)
Date    TT    R. A. (2000) Decl.     Delta      r     Elong.  Phase   m1
2004 12 01    03 43.53   +14 03.6    2.186    3.154   166.6     4.2  16.7
2004 12 11    03 35.01   +14 36.0    2.187    3.109   155.4     7.6  16.6
2004 12 21    03 27.76   +15 14.7    2.216    3.065   143.9    10.9  16.6
2004 12 31    03 22.46   +15 59.9    2.267    3.022   132.7    13.8  16.6
2005 01 10    03 19.50   +16 51.7    2.338    2.979   122.1    16.2  16.6
2005 01 20    03 19.10   +17 49.7    2.422    2.937   112.1    18.1  16.6
2005 01 30    03 21.25   +18 53.2    2.515    2.896   102.7    19.4  16.6

(IAUC 8451、MPEC 2004-X36)
[2004年12月12日 1時0分41秒]

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