記事タイトル:George Alcock氏の訃報最新の情報は「更新」や「再読み込み」ボタンを押してリロードしてご覧ください。 |
高見澤今朝雄氏が国際彗星天文学研究集会でお会いしたときの印象を述 べていますので転載します。 「昨年の8月、ケンブリッジ大学で開催された国際彗星天文学研究集会(IWCA2)で お会いしたのが最初で最後でした。病床をおして、実弟に付き添われての参加 でした。Alcockのスピーチの後、参加者の中から「George, 次の彗星発見はいつ になるんだろう?」と質問されると、「もちろん今夜だ」と答えていたのが 印象的でした。 偉大な捜索者がまた一人逝ってしまいました。」 [vsnet-j 355][2000年12月20日 23時18分44秒]
The Astronomerによると、英国のGeorge E.D.Alcock氏が12月15日亡くなった。享年88歳。 氏は彗星や新星を数多く発見した人でもありました。ご冥福をお祈りいたします。 [vsnet-j 352] 発見した彗星は、C/1959 Q1,C/1959 Q2, C/1963 F1, C/1965 S2以上は(Alcock)と C/1983 H1(IRAS-Araki-Alcock) 新星は、HR Del (1967年5月), LV Vul (1968年4月)がある。 Alcock氏については、広瀬・関共著「彗星とその観測」15ページ以下が詳しい。[2000年12月19日 1時32分36秒]