この火球に関する詳しい情報が、徳島海南天文台Webページ（http://monterosa.pages.jp/）
にて紹介されています。
日本流星研究会では、現在この火球に伴って隕石が落下したかどうか、またその地点を
特定するために、消滅点高度の情報をとくに必要としているようで、目撃情報を募集して
います。
この火球を目撃された方、日本火球ネットワーク（ホーム：上記URL）に報告されてみては
如何でしょう？たまたまの目撃で精度があやふやな場合には、観測場所と消滅点の位置
（背後の星座をもとに）が分かれば、おそらく充分でしょう。

その3日前の19日には、関東〜東海地方に半月級の火球が現れて、わたくしもジョギング中に
目撃しました。普通の流星よりもゆっくりと、エメラルドのような大きな星が、音もなく
流れてゆく様子は、実に印象的でした。

[2004年7月31日 10時4分5秒]

７月２２日の未明１時１７分、ドドーンと寝静まった高知市の大気を揺るがす音響と振動
が伝わってきました。その前に３階東側のガラス窓が光ったような気がしました。慌てて
夜空を見ましたが、何も異常はありませんでした。空は晴れているのか曇っているのか、市
街では星がみえません。ところが、それが現実となったのは、間もなく届いた安芸市（高知
市から東に約50ｋｍ）の横山　恵さんからのＥメールでした。氏は安芸漁港で二人働いて
いて同日１時１５分頃、西方向に３回ほどスパークしながら落ちて行く花火のような火の玉
を目撃し、その約１分後に「ズシーン」とまるで地鳴りのような音響を聞いたそうです。
これは明らかに音響を伴う大火球で隕石の可能性もあります。10ねん程前私は芸西天文台
でこれと全く同じような大火球を体験しました。深夜のことで情報が少ないと思いますが、
何か新しいことが分かりましたら、このＨＰの「星日記」でお知らせします。

[2004年7月23日 10時40分39秒]