記事タイトル:彗星の全光度について最新の情報は「更新」や「再読み込み」ボタンを押してリロードしてご覧ください。 |
有難う御座居ます。まさか、憧れの関先生からコメントを頂けるとは 思っても見ませんでした。素人の私にとっては、大変判り易いご説明で、 佐藤裕久さんの解説と合わせてみると、今迄疑問に感じていたことが一気 に解決した感じです。有難う御座居ました。 SAO星表は、私も所有しておりますが、かれこれ、30年位前になる でしょうか、関先生に発行して頂いたSAO星図は、今でも愛用させて頂 いています。又、その後、発行頂いたSGO写真星図も重宝させて頂いて います。 また、疑問点など教えて頂ければ幸いです。この度は、ほんとに有難う 御座居ました。[2002年4月20日 12時10分44秒]
宮坂和秀さんからご質問があり、これに佐藤裕久さんが明解なお答えをされていますので 小生が言うことはありませんが「星の広場」は昔から彗星の光度観測に熱心でその資料や テキストは大いに参考になると思います。 私も長年光度観測に従事してきましたが、一口に言って彗星の全光度観測は難しく、人や 器械によって差が現れます。それで常に同じテレスコープを使って同じ条件で観測するこ とが大切です。彗星の全光度は大きいテレスコープで他の恒星と比較すると、どうしても 暗く見積もりやすいので、例えば今回の「池谷・張彗星」の様に明るくコマの大きいもの は双眼鏡で恒星と比較(僅かにピントをぼかす)すると良いでしょう。但し尾の部分は除 いてコマ全体を目測して下さい。薄明中や月光の中ではやはり彗星の光が失われて、暗く 見積もり、1等近く差の出ることがあります。星表はSAOを良く使いました。[2002年4月19日 20時55分0秒]