記事タイトル:エンケ彗星か見たい 

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お名前: 佐藤   
 上原様、ご返答ありがとうございました。
 今後も彗星ファンとして、そして関ファンとしてご指導よろしくお願いします。
[2003年12月22日 12時43分2秒]

お名前: 上原 貞治    URL
佐藤様、
 お尋ねありがとうございます。
 お察しの通り、私の使っております双眼鏡はニコン製の"10x70IFHP"です。
今から十数年前に購入しましたが、「ニコン」ブランドとしては(当時の私には)考え
られないくらいの安価で売られていたため、ほとんど衝動的に買ってしまったものです。
 私は双眼鏡で彗星を見るのはそれほど得意ではないし、(普段は20cmニュートン式を
使っています)それほど多くの種類の双眼鏡を使ったことはありませんが、他のメーカー
のものと比べて非常によく見えると言うほどではないと思います。期待していただけに
買った直後には正直言って少し残念に思いましたが、値段もほどほどだったのでこんな
ものかなと思いました。同じニコンでも上位機種を買えばもっと違ったと思います
(確かめていないのでわかりません)。
 しかし、さすがに「ソツなく」作られており、取り立てて欠点もなく暗い視野に
落ち着いた星像を見せてくれます。10年以上たってもとくに性能が劣化していると
いうこともありません。
 私は、比較的市街に近いところで星を見ることが多いこともあって、倍率の低い
双眼鏡を暗い彗星を見るためにはあまり使っていません。やはりある程度の倍率が
あったほうが彗星像が広がって見やすいと思います(そのためには口径も大きく
ないといけませんけど)。
 というわけで、この双眼鏡であまり暗い彗星に挑戦したことはありません。
たいていの彗星の場合7等台ならまあ楽に見られます。8等台となるとかなり
しんどいと思います。あまり役に立たない情報で申し訳ありません。
 
[2003年12月21日 20時11分5秒]

お名前: 佐藤   
 私は、天候の関係もあって11/23のみ写真撮影に成功しました。
 露出5分でも、淡くほんのりとした緑色の光体に写っております。
 まるで、恋人の写真を見つめるように毎日眺めてますが、これも彗星観測者
でないと理解できない世界だと思います。
 話は変わりますが上原様、最後に一つだけ質問させて下さい。
 7cm10×の双眼鏡をお使いで多くの観測成果を発表されておりますが、おそら
くニコンのものだと思います。
 視野5゜は彗星観測、捜索において大変魅力的で私も以前から一流メーカー
だけに目をつけていますが、口径的に不安を感じており入手をためらっています。
 性能はいかほどのものなのですか。
 実際に彗星は何等星位まで追跡をしておれらますか。
 やはりニコンというと他のメーカー品との差は感じるものですか。
 上原様のご経験をお聞かせ頂けたら幸いです。
[2003年12月19日 22時14分39秒]

お名前: 上原貞治    URL
 エンケ彗星は太陽に近づいて見られなくなってしまいました。
私も、この彗星を眼視で見ようと20cmで何度か挑戦しましたが、
思いのほか見にくく、はっきり自信を持って見えたというほどには
見えませんでした。それでも、11月17日には、かなり広がった
それらしきイメージを目にすることができました。
 はっきり言って1994年の時とは全く様子が違いました。今回は光害の
条件のより悪いところで見たということもありますが、やはり、太陽、
地球それぞれとの距離の関係によるところが大きかったのだと思います。
 全く同じ彗星でも回帰条件によって全く見え方が違う。これも彗星観測の
醍醐味だと思います。
[2003年12月16日 21時38分13秒]

お名前: 佐藤   
 昨日に続き観測を行い彗星の移動を確認しました。
 15cm反射では見えにくい、この彗星も8cm低倍率の双眼鏡は淡い拡散状天体
に驚くほど威力を発揮しました。
 近くにあるM27より1〜2等暗い、M56とほぼ同じ光度だと思いました。
 これで、長年の夢が果たされたわけですが、私にとってはそれこそ関さんの日記
ではありませんが、巌流島でエンケ彗星と決闘するくらいの覚悟でした。
 当彗星のこれからの姿の変化も楽しみです。
 返答を下さった方々、ありがとうございました。
[2003年11月18日 7時41分47秒]

お名前: 佐藤   
 11/16の夕刻、晴天に恵まれチャレンジしました。
 15cm反射鏡に有効最低倍率です。
 白鳥座の銀河の中、予報位置に非常に淡く、大きく拡散した天体をキャッチしまし
たが、いかんせん微光天体の多い銀河の中だけに「これがエンケだ」という確信が
もてず、半信半疑で観測を終えました。
 果たしてこれが、目指すエンケ彗星なのでしょうか。
 従来見てきた彗星は、多くが球状星団のような姿で見た瞬間に「彗星キャッチ」と
凱歌をあげるものでしたが、今回は淡い霧が大きく拡散しているだけで、「これって
彗星?」と疑問をもつばかりでした。
 今後、増光とともに追跡をしていこうと思います。
[2003年11月17日 12時23分53秒]

お名前: さとう   
今日14日エンケ彗星を7×50双眼鏡で見ました。ほとんど天頂近くにあって見やすいです。
光度は8等位でやや拡散状です。私自身は80年と90年の回帰に見ています。
[2003年11月14日 22時33分46秒]

お名前: 佐藤   
 情報ありがとうございます。
 手ぐすねをひいて待機しているところですが今年の秋は例年と違い、なぜか天気
が悪く、観測ができません。
 月齢との関係もありますので、今月下旬が勝負時と考えております。
 予報を見ますと天の川を南下し短期間で薄明の中に逃げ込むあたり、流石つわもの
彗星だと思います。
 それだけに是非捕らえたいとファイトも湧いてきます。
[2003年11月7日 7時49分44秒]

お名前: 江崎裕介   
10月29日のエンケ彗星は14.5等(CCD)でした。
大阪からの観測ではコマがほとんど見えません。

11月に入り、眼視観測者にも捉えられ始めています。
淡いコマが広がっていて、観測者により光度のバラツキが大きいようです。

現在約10等級。もっと明るくなり、天頂に近く観測条件も最高です。
空の暗いところで捜してください。
[2003年11月4日 7時54分45秒]

お名前: 江崎裕介   
17日のエンケ彗星は昨夜と同様、15.0等(CCD)でした。
相変わらずコマが見えず、恒星状です。
[2003年10月17日 21時25分31秒]

お名前: 江崎   
16日のエンケ彗星は15.0等(CCD)でした。
相変わらず、コマが見えません。
[2003年10月16日 22時53分27秒]

お名前: 江崎裕介   
佐藤さま
15日の観測では像がしっかりしてきており、CCD・15.2等と、
近日点通過を前にした増光モードに入った模様です。
まだコマが見えませんが、当地は光害が酷いため、空の暗い
ところでは彗星らしく見えているかもしれません。
CCD光度は眼視光度より1-2等級暗く見積もられますから、
現在の眼視光度は14等程度で、大口径ならそろそろ眼視観測
にかかる時期にさしかかっていると思われます。
[2003年10月15日 22時47分28秒]

お名前: 佐藤   
 江崎さま
 情報ありがとうございます。
 観測好機がこくこくと近づいてまいりますが、もし眼視観測が成功すれば
1985年に関さん書「新しい星を見つけよう」のハレー彗星の予報にそって
初めて、かに星雲のそばに7.8等の当彗星を見つけた時以上の感激になると
思います。
 
[2003年10月14日 18時28分53秒]

お名前: 江崎裕介   
10月8日のエンケ彗星ですが、相変わらずCCD光度・16等でした。
しかし、近日点付近で急激に明るくなりますので継続的監視が必要です。
[2003年10月12日 23時48分6秒]

お名前: 江崎裕介   
エンケ彗星は9月30日に16等(CCD)でした。10月8日にも撮影しましたが、
まだ測定していません。今後急速に、7等級まで明るくなると予想され
ています。

私は1980年11月の未明に双眼鏡で眺めました。3等級くらいだったと思い
ます。

2001年の本田・ムルコス・パジュサコバ彗星は厳しかったですね。CCDを
使ってやっとこさ、といった状態でしたから。
[2003年10月10日 17時4分9秒]

お名前: 上原 貞治    URL
佐藤様、ありがとうございました。
おお!もうひとつは、本田・ムルコス・パジュサコバ彗星ですか!
私もこちらは見たことがありません。過去2回チャンスがあったのですが、
捕らえることができませんでした(1974〜75年と1995〜1996年)。
この彗星だけはなんとしても見たいです。
 次回の2006年は、あまり条件が良くないでしょうか。その次の
2011年は、地球に0.06AUまで大接近するということです。
[2003年10月7日 21時33分19秒]

お名前: 佐藤   
 上原さま、ご返答ありがとうございました。
 他の観測者のご経験や考え方は、非常に参考になります。
 当面の私の目標は、エンケ彗星と本田・ムルコス・パジュサコバです。
 明るい肉眼的な彗星も楽しみですが、太陽に近い天空に眼視的な彗星を捕らえることは
コメットハンターの醍醐味だと思っております。
 また情報があれば是非お伝え下さい。
[2003年10月7日 20時15分23秒]

お名前: 上原 貞治    URL
佐藤様、
 エンケ彗星は周期3.3年ですが、捕らえるのがなかなか難しい彗星です。
私はエンケ彗星の9公転分くらいのあいだ彗星を見ていますが、この彗星を
見たのは1994年1月だけです。実質的に良い条件になるのは10年に1回
ですので、感覚的には周期10年という感じです。1984年の時は双眼鏡で
挑戦しましたが、まったく歯が立ちませんでした。
 1994年の時の私の20cm眼視での観測記録によりますと、地球に0.8AUまで
近づいたときでも、視直径2’程度と、かなり小さくしか見えませんでした。
でも、月明の中でもけっこうしっかりしたイメージで、決して見にくい彗星
ではなかったと記憶しています。今回も見てみたいと思っています。
[2003年10月6日 22時27分45秒]

お名前: 佐藤   
 私は、今まで周期彗星のうちハレー、スイフト・タットル、ジャコビニ・チンナー彗星
と3つを見てきました。
 しかし周期3.3年のあの有名なエンケ彗星だけは、一度も見たことがありません。
 過去にも位置推算表より視野に捉えようと挑むのですが失敗ばかりです。
 本田さんが、最初に見た彗星とお聞きしますし、非重力効果にも大いに貢献した彗星とも
いわれますが、この彗星を見たことがないということは彗星観測者として失格だと感じます。
 今年は是非、念願の夢であるこのエンケ彗星を捉えたいと思いますので、ホームページで
の情報をお願いします。
[2003年10月5日 12時40分41秒]

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